マツエクを扱うプロになるための資格についてお調べですね。
今回はマツエクの資格に関する知識をイチから紹介します。
マツエクを扱う仕事に就くにはどんな資格が必要なのか。
どうしたらマツエクを扱う資格を取得できるのか。
マツエクのプロとして必要な資格とその取り方を詳しく紹介しますので、自分に合う方法を見つけてみてください。
1. そもそもマツエク(まつ毛エクステ)とは
「マツエク」の正式名称はまつ毛エクステンション。
簡単に言えば、マツゲ専用のエクステです。
マツエクは、マツゲの根元に専用の接着剤(グルー)を使って人工毛をつけることでマツゲのボリュームや長さをアップさせる美容法となっています。
マツエクをつけることで、自然とマツゲが増えたような華やかな目元を演出することができるのです。
マツエクは、毛質・長さ・太さ・カールを好みに合わせてデザインすることで、自分のなりたい目元に近づくことができます。
「ナチュラルに目を大きく見せたい」「ゴージャスな目元にしたい」など、さまざまな望みを叶えられる画期的な美容法として多くの女性から支持されているのです。
マツエクをつけた目元はマスカラやアイラインなどのアイメイクの必要がないほど、クッキリとした輪郭になるためメイク時間の短縮にも役立ちます。
1-1. マツエクを扱うためには資格が必須
マツエクを扱うには、資格が必須になります。
マツエクを扱うプロは「アイリスト」や「アイデザイナー」と呼ばれている職業です。
プロしてマツエクを扱う場合、必要な資格を保有していなければ施術を行うことはできません。
マツエクを扱うアイリストになりたい人は、まず専門機関で必要資格の取得を行なう必要があるのです。
1-2.アイリストの仕事とは?
アイリストの仕事は、お客様からマツゲに関するお悩み聞いて解消することです。
「マツゲが短くて目立たない」
「ビューラーをしてもマツゲがなかなか上がらない」
「結婚式に出るのに目元を華やかにしたい」
お客様一人ひとりのお悩みをカウンセリングで聞き出して、適切なマツエクのデザインを提案し、施術します。
お客様の悩みに応じて、マツエクのほかマツゲカールの施術をするアイリストもいます。
2 .マツエクのプロに必要な資格
マツエクのプロとして施術をするために必要な資格は主に2つあります。
一つは国家資格の「美容師免許」、二つ目は民間団体の「アイリスト資格」です。
この内の一つはマツエクを扱うために必須の資格となります。
ここからは、それぞれの資格がどのように違うのかを詳しく紹介します。
2-1 美容師免許(国家資格)
国家資格である美容師免許は、マツエクを扱うアイリストになるために必須の資格です。
いまの美容師法によれば、美容師免許さえ持っていればマツエクを扱うアイリストとして働くことができます。
しかし美容師免許を持つ全員がマツエクに関する知識や施術方法を習得しているわけではありません。
マツエクのサロンで施術をしているスタッフは、美容師免許を持っており、かつマツエクの知識を習得したスタッフのみです。
マツエクの知識を身につけるためには、美容師免許を取得する課程とは別に専門的な勉強が必要になります。
2-2 民間団体のアイリスト資格
アイリストとして働くためには、民間団体のアイリスト資格を取得することが推奨されています。
民間団体のアイリスト資格は、美容師免許のようにアイリストに必須の資格ではありません。
民間団体のアイリスト資格を取得する理由は、スキルの証明です。
アイリスト資格はマツエクの技術や知識をどれだけ持っているかを証明するために有効な資格なので、就職の際や開業の際に役立ちます。
また、ここでは民間団体の資格のことを「アイリスト資格」とお伝えしておりますが、マツエクに関する資格の名称は団体によってさまざまです。
習得できるスキルや知識のレベルも各団体ごとに全く違います。
どこの団体の資格を取得するかは、個人の自由です。
プロのアイリストとして活躍する人の中には、さまざまな団体の認定資格を取得している人もいます。
団体によって異なりますが、アイリスト資格の主な受験資格は下記の条件です。
- 団体の会員として登録している
- 美容師免許を保有している
- 美容学校に在学している
- 美容学校及び団体の認定校に通学している
- 満16歳以上もしくは満18歳以上
上記の条件を満たす人であれば、誰でも検定を受けることができます。
マツエクの経験者はもちろん、これからマツエクを勉強しはじめようという未経験者でも受験は可能です。
検定のレベルによって求められる技術は異なるため、自分の経験とスキルに見合った検定を見つけましょう。
美容師免許を持たない人が、民間のアイリスト資格を取得してもアイリストとして働くことはできないので注意が必要です。
次に、代表的なアイリスト向けの民間資格をいくつか紹介します。
2-2-1. 社団法人 日本まつげエクステンション協会(JLA)
社団法人 日本まつげエクステンション協会はまつげエクステンションの研究開発および正しい知識と技術の教育指導を推進しています。
サロンでの衛生管理の徹底などにも力を入れているので、将来開業したい人におすすめです。
社団法人 日本まつげエクステンション協会では、マツエクの正しい技術を知識の向上を目的とした「アイデザイナー技能検定試験」を実施。
合格した人は、トップアイデザイナー、アイデザイナー、ジュニアアイデザイナーに認定されます。
検定では、BST衛生管理士や公認講師の認定を得ることもできます。
▼公式サイト:http://www.jla-matuge.com/index.html
2-2-2. 一般社団法人日本まつげエクステンション認定機構(JECA)
一般社団法人日本まつげエクステンション認定機構は、正しく安全なマツゲエクステンションの技術・知識・商材を追求し、普及することを目指しています。
「日本まつ毛エクステンション認定機構アイデザイナー技能検定」は、全国の美容師養成施設で使われる教育用のテキストに準じた試験です。
合格した人は、まつ毛エクステンション3級、まつ毛エクステンション2級、まつ毛エクステンション1級に認定されます。
検定では、まつ毛エクステンション安全技術師と認定講師の認定を得ることもできます。
▼公式サイト:http://www.jeca-eyelash.com/index.html
2-2-3. 一般社団法人日本アイリスト協会(JEA)
一般社団法人日本アイリスト協会は、まつげエクステの普及とアイリストの技能の向上を目指しています。
「JEA検定試験」は、正しい技能を兼ね備えたまつ毛エクステンション技術者ならびにまつ毛エクステンション事業に関わる人材の養成を目的としたものです。
合格後は、JEAベーシックライセンス(3級)、JEAスタンダードライセンス(2級)、JEAプロフェッショナルライセンス(1級)に認定されます。
まつ毛エクステサロン衛生管理士を目指す講習も開催しています。
▼公式サイト:https://www.eyelist.or.jp/
2-3.マツエクの施術に資格が必要な理由
マツエクは誕生した当時、資格がない人でも施術することができました。
しかしマツエクが広まると同時に、施術中にお客様の目などにトラブルが頻発するようになったのです。
その後、健康被害を防ぐために厚生労働省の取り決めでマツエクは要資格の施術となりました。
今では、アイリストになるための必須条件に、美容師免許の資格が義務づけられています。
美容師免許を持たない人がマツエクの施術をすることは法律違反となります。
3 .マツエクの資格の取り方
ここからは、マツエクに必要な資格を取る方法をお伝えします。
マツエクを扱うアイリストに必須の「美容師免許」を取る方法。
そしてアイリストとしての技術を証明する「アイリスト資格」を取る方法。
それぞれの資格を取得するまでのステップや費用を詳しく見ていきましょう。
3-1. 美容学校で美容師免許を取得
美容師免許は国家資格です。
まず、美容師国家試験の受験資格を満たすことが必要です。
美容師国家試験の受験資格は下記の通りになります。
▼理容師・美容師養成施設で右欄のいずれかの課程を修了した人
昼間課程…2年以上
夜間課程…2年以上
通信課程…3年以上
※平成10年4月1日以降の入学者が対象
▼理容師・美容師養成施設で右欄のいずれかの課程を修了後、1年以上の実地習練を経た人
昼間課程…1年以上
夜間課程…1年4ヶ月以上
通信課程…2年以上
※平成10年3月31日以前の入学者が対象
美容師国家試験を受験するためには、まず厚生労働省が指定している理容師・美容師養成施設に入学するところがスタートです。
養成施設の必須課程を修了後、もしくは修了後、1年以上の実地習練を経た人でなければ試験を受験できません。
ただし、平成10年3月31日以降に入学した人は必須課程を最低2年以上履修する必要があります。
3-1-1. 美容学校(養成施設)の費用
美容師になるための美容学校’(養成施設)に通うための費用は、下記の通りです。
昼間過程…約200万~300万円
夜間過程…約150万~200万円
通信課程…約50万~70万円
同じ美容学校でも、カリキュラムや設備などの関係で学校ごとに学費の幅があります。
美容学校では学費以外に、必要な備品などの購入が必要です。
入学する学校を選ぶ際は、学費にどのような経費が含まれているか、別途揃えるべき教材はあるのかをよく確認しておくようにしましょう。
3-1-2. 美容師免許が取得できる学校
美容師免許が取得できる学校の一例を紹介します。
▼山野美容専門学校(東京)
∟専門課程(ヘア・カラー・メイク・ネイル・ブライダル等)
HP:https://www.yamano-bc.jp/
美容のプロとして美容師資格に必要な課程のほか、多様な選択授業のなかから自分の将来ビジョンにあわせた専門性の高いカリキュラムを学ぶことができます。
在学中にマツエクの技術も学ぶことが可能です。
▼岩谷学園アーティスティックB横浜美容専門学校(神奈川)
∟ビューティースタイリスト科(2年)
HP:https://www.artisticb.ac.jp/
美容師の基本的な知識技能のほか、スタイリングなどビューティーコンシェルジュの基礎を学ぶことができます。
まつ毛エクステンションの技術を学ぶ授業もありますので、在学中に美容師とまつ毛エクステンション安全衛生管理士の資格を取得して卒業後に即アイリストとしてデビューすることが可能です。
▼ECCアーティスト美容専門学校(大阪)
∟美容科+トップスタイリストコース(2年または3年)
HP:https://art.ecc.ac.jp/
昼間課程国家試験受験者の美容師免許取得率は97%(※2018年3月卒実績)という高い合格率を誇る学校です。
選択制の授業で、マツエクを扱うアイラッシュ技術を学ぶこともできます。
3-2. スクール(専門学校)でマツエクの資格を取得
アイリストとしての技術を証明する民間資格は、専門のマツエクスクールに通うことで取得することができます。
資格と言っても、マツエクの資格は国家資格ではありません。
マツエクスクールに通うのは受験資格の為ではなく。スクールの卒業証明書となるディプロマをもらうことが目的です。
ディプロマはスクールの課程を修了し、必要なスキルや知識を身につけた人に与えられる証明書です。
マツエクの資格となるディプロマをもらう方法は、専門のスクールを卒業すること、または各協会の技能検定試験に合格することが条件となります。
しかし、マツエクの知識がゼロの状態で検定試験に臨んでも合格することはできません。
検定に臨む前に、必要な知識と技術を身につける勉強の場としてスクールに通う人が大半です。
マツエクスクールは、美容師免許のように必須の専門課程と期間があるわけではありません。
スクールによって学べる内容、期間、学費はさまざまです。
自分の技術と取得したい資格のレベルに合わせて、スクールを選びます。
もしも、目指すべき資格が決まっている場合、その試験を主催している協会が提携するスクールに通うのが一番でしょう。
3-2-1. スクール(専門学校)の費用
マツエクスクールの費用は、求めるレベルやニーズによってさまざまです。
例えば、1日の講習でマツエクの仕事のレクチャーを受ける短期コース、トータル30時間程度の講習や研修を受ける中期コース、50時間以上の長期コースなどがあります。
費用の目安は下記の通りです。
短期コース(1日~)…約1万~10万円
中期コース(30時間~)…約25万~55万円
長期コース(50時間~)…約45万~75万円
定められた期間中、スクールに通って勉強をすることでディプロマを発行してくれるスクールもあります。
特にディプロマを発行していないスクールに通う場合は、別途協会で資格取得をするための受験費用がかかります。
3-2-2. マツエク資格が取得できるスクール
マツエク資格となるディプロマが取得できるスクールの一例を紹介します。
▼ジャパンアイリストカレッジ
∟まつげエクステコース※ディプロマ認定あり
<未経験者向け>スタンダードコース→就職・独立開業・検定資格(ディプロマ)を習得したい方
受講時間…10時間
費用…10万円 ※修了証は別途費用3,000円
HP:http://www.jeyelistc.jp/
まつげエクステ・美眉スタイリング・アイスパ等のトータルアイビューティーが学べるスクールです。
ディプロマを取得したい未経験者向けのコースのほか、技術者向けのコースもあります。
▼Dolly Lash ドーリーラッシュ
∟ベーシックコース※ディプロマ認定あり
受講時間…30時間
費用…29万1,600円
その他
★1DAYコース※ディプロマ認定なし
エクステの知識から基本的なまつ毛への装着の仕方まで
受講時間…5時間
費用…5万4,000円
★2DAYコース※ディプロマ認定なし
エクステの知識から装着のデザイニングまで
受講時間… 10時間
費用…10万8,000円
HP:http://www.jeyelistc.jp/
未経験者向けのベーシックコースのほか、アイリストの仕事を知ることができる短期コースもあります。
3-3.通信教育講座を受講する
マツエクの民間資格であるディプロマは、通信教育講座でも取得することができます。
スクールに行くよりも安く、手軽にディプロマを取ることが可能です。
通信教育講座の最大のメリットは、空いているスキマ時間を活用して勉強ができる点となります。
その反面、自宅でテキストやDVDといった教材を用いて勉強をする必要があるので、自宅学習が苦手な人には不向きです。
最近では分からないことを問い合わせすることができるサポート窓口が設置されている講座もあるので、初心者の方も安心して利用することができます。
マツエクの専門課程のない学校で美容師免許を取得しようとしている学生や在職中の美容師におすすめの取得方法です。
3-3-1. 通信教育講座の費用
マツエクの通信教育講座にかかる費用は、約1万~10万円が相場です。
スクールに通う費用の1/10の金額でディプロマが取得できる講座もあります。
極力安い費用でディプロマを取得したい人や時間に都合をつけて勉強をしたい人は通信教育講座がいいでしょう。
3-3-2. マツエク資格が取得できる通信講座
マツエク資格のディプロマが取得できる通信講座の一例を紹介します。
▼SBG協会公認 RHKトータルアカデミーsoeur
∟まつ毛エクステンション通信講座※ディプロマ認定あり
目安期間:1ヶ月~3ヶ月未満
費用:受講料1万584円~(ディプロマ発行費込み)
HP:http://www.rhk-sbg.co.jp/
一般社団法人SBG®公認の初心者向けの通信講座です。
通信講座修了後は、試験合格者に一般社団法人SBG®公認のディプロマを発行しています。
▼日本ロングアイラッシュ協会
∟まつ毛エクステ通信講座 ※ディプロマ認定あり
目安期間:3ヶ月~6ヶ月未満
費用:5万9,800円(ディプロマ発行費込み)
HP:http://www.long-eyelash.jp/
未経験からはじめられる、プロ用商材キットがついた通信講座です。
通信講座修了後は日本ロングアイラッシュ研究会の修了証を無料で発行してもらえます。
下記はまつ毛エクステンション認定講師の資格が取得できる通信講座です。
▼PBアカデミー
∟まつ毛エクステンション認定講師 資格取得講座※ディプロマ認定あり
目安期間:2ヶ月~
費用:11万7,000円※早割・WEB割あり
HP:https://pb-a.jp/products/detail/1
3-4 .公式テキストを用いて独学で勉強する
マツエクの知識は、公式テキストで学ぶことができます。
しかしテキストを用いた独学では施術のスキルなど習得しきれない部分も多いため、全くの未経験者には不向きです。
スクールや通信講座で資格取得を目指す間の補助教材として使うのが良いでしょう。
受ける検定が決まっている人は、対象の協会が推奨しているテキストを使うのがおすすめです。
テキストは、美容師として活躍中の人がアイリストとしてより安心で安全な施術を提供するため、知識を向上させたい人ときにも使えます。
3-4-1. 公式テキストの費用
テキストの値段は、協会によりますが約3,000円~6,000円前後です。
一冊ではなく基礎編、応用編など、複数のテキストを集めなければいけないケースもあります。
安い通信講座を受けるのとそこまで値段は変わりません。
未経験者はテキストよりもサポートがついた通信講座を選ぶのをおすすめします。
3-4-2. 公式テキストの購入方法
テキストは各協会のホームページなどで販売しています。
▼日本アイリスト協会
∟まつ毛エクステンション技術・知識~基礎編~
会員価格:税込3,780円
一般価格:税込5,184円
∟まつ毛エクステンション技術・知識~応用編~
会員価格:税込4,860円
一般価格:税込6,480円
HP:https://www.eyelist.or.jp/kenteinew/product/
▼JLA日本まつげエクステンション協会
∟JLA Eyelashes Extension Text Book
会員価格:税込2,916円
一般価格:税込3,240円
HP:http://www.jla-matuge.com/index.html
3-5 資格の取得方法の選び方について
資格を取得する方法は、予算のほか、ライフスタイルや将来プランに合わせて選ぶのが一番です。
取得する方法は、どれが正解ということはありません。
アイリストになる道には、いろいろなルートがあります。
アイリストの勉強ができる美容学校へ通って美容師免許とマツエク資格を取得する
まずは美容師免許を目指して夜間の美容学校に通いながらバイトで学費を稼ぐ
美容師として働きながら通信講座でアイリストのスキルを身につける
など、自分らしく無理のない方法で資格取得に励みましょう。
資格取得は簡単なことではないので、コツコツと努力をする忍耐力が求められます。
4 .アイリストになるための最短期間は?
改めて、マツエクを扱うアイリストになるための最短期間を紹介します。
期間は現在美容師免許を保有しているか、無資格かによって大きく差が開きます。
美容師免許を持っている人と無資格の人ではアイリストになるまでに必要となる期間がどれくらい違うのでしょう。
実際に自分がこれからアイリストを目指すために、どのくらいの期間が必要になるかをイメージしながら見てみてください。
4-1-1. 美容師からアイリストになる最短期間
美容師からアイリストになる最短期間は、1日です。
美容師免許を持っている人であれば、まったくの未経験でも採用しているサロンが多数あります。
勉強をせずとも、応募をして採用されれば即アイリストになることが可能です。
アイリストとしてのスキルは、入社後にサロンが提携しているスクールや研修施設で学ぶことになります。
すでに美容師免許を持っている人は、働きながら通信講座や短期のスクールでマツエクを学ぶケースが大半です。
個人でマツエクを勉強する場合でも、短期や中期のスクールに通う人が多くなっています。
開業や独立を考えている人は、アイリストとして経験を積みながら衛生管理士や公認講師の資格取得を目指しましょう。
4-1-2. 無資格からアイリストになる最短期間
美容師免許を持たない無資格の状態からアイリストを目指すには、最短で2年の期間が必要です。
美容学校に通って必要課程を修了後、国家資格の受験に合格し、無事に美容師となってからがアイリストとしてのスタートです。
最近では、美容学校に在学中に選択科目でマツエクの技術を学び、資格を取得できる学校が多いため美容学校と別にマツエクスクールに通ったり通信講座を取ったりする必要はありません。
最短で美容師免許を取得したい場合は、2年課程の昼間もしくは夜間の養成施設に行きましょう。
5.まとめ
マツエクのプロとなるアイリストに必要な資格について紹介しました。
マツエクを扱うプロのアイリストになるためには必須の「美容師免許」と任意の「マツエクの民間資格(ディプロマ)」が必要ということです。
美容師免許を持っていない人は、まず美容学校に行くところがスタートラインになります。
民間資格の取得も視野に入れながら、自分の生活や将来プランに合わせて資格取得に向けた計画を立ててみましょう。
アイリストを募集しているサロンや美容室は非常に多いので、資格さえ取得できれば就職先には困りません。
また、近年ではマツエクの需要は年々高まり、技術も進化を続けています。
アイリストは無事に資格を取得してからも、最新の技術やデザインを学び続ける努力が求められる職業です。
技術・知識・サービス精神の3つを兼ね備えたアイリストになるべく、プロ意識を持って勉強に励んでください。