マツエクでまつげがなくなるって本当?まつげを増やす豆知識とマツエク長持ちのコツ!

マツエクをすると『自まつ毛がなくなる、まつげが傷む』という話を聞いた事はありませんか?これは大きな誤解です!マツエクは、デザインの選び方やケア方法で自まつ毛を傷めることなく長く楽しむことができます。ここでは自まつ毛が無くなってしまう原因とその対策についてお話ししていきます。

マツエクで自まつ毛がなくなる原因

マツエクで自まつ毛が無くなる原因は以下の3つです。

・自まつ毛にデザインが合っていない

・まつげの根元に汚れが溜まっている

・ホームケアをしていない

どれか一つでも当てはまっている場合は要注意です。

1.自まつ毛に合ったデザインを選ぶ

マツエクは、自まつ毛に合ったデザインを選ぶことが重要です。長さや太さが出るほど、マツエクも重くなっていきます。重いエクステは自まつ毛が抜ける原因になるので、出来るだけ自まつ毛に近い自然なデザインを選んで負担を軽くしましょう。

2.まつげの根元に汚れが溜まらないようにする

まつげを作る細胞はまつげの根元の皮膚の中にあります。毛穴が汚れで塞がっていると、新しいまつげの成長を妨げてしまいます。クレンジングは根元までしっかり行い、汚れや皮脂が溜まらないようにしましょう。清潔な状態を保つ事で、健康な自まつ毛を生やす事ができます。

アイシャンプー

まつげを清潔に保つには、アイシャンプーも大変有効です。専用のシャンプー剤でまつげを毛穴から洗浄します。まつげの表面の汚れを除去し、マツエクの持ちを良くする他、顔ダニの一種であるまつげダニの予防も可能です。サロンのメニューにあるか確認してみましょう。

 

3.ホームケアがまつげの健康の鍵

ホームケアがまつげを健康に保つ鍵です。例えば髪の毛は、毎日シャンプーやトリートメントでホームケアをしますよね。美容院で毎月ヘアトリートメントをする人もたくさんいると思います。まつげは、髪よりも細く繊細なため、同じように丁寧なホームケアが必要です。

コーティング剤

コーティング剤は、自まつ毛を美容液でコーティングし、ダメージを防ぎます。まつげは日々、枕の擦れや洗顔の際の擦れでダメージに晒されています。美容液の膜をはる事で、自まつ毛の健康を保てる他、接着剤の持続を高めることができます。

まつげ育毛剤

まつげ育毛剤は、抜けてしまったまつげの細胞を活性化し、生えやすくします。ダメージを受けた毛根は、育毛剤で栄養を与えることが必要です。まつげが減ってしまう悩みを根本的に改善します。また、継続して使用する事が早い効果感じるコツです。毎日欠かさず使用しましょう

自まつ毛の健康とマツエクが長持ちする扱い方

自まつ毛の健康とマツエクを長持ちさせるには『刺激を与えないこと』がポイントです。まつげはとても繊細なので、強く擦るなどの行為は刺激になります。日常的に行う洗顔なども注意が必要です。

1.クレンジングの選び方

マツエクは、ほとんどがオイルクレンジングを使用できないのはご存知ですよね。オイル以外のクレンジングであれば、どのタイプでも問題はありませんが、コットンに含ませて使用するものや、シートタイプのクレンジングは避けた方が自まつ毛を健康に保てます。なぜなら、シートやコットンはまつげの根元のキワの汚れを落とす事が難しく、汚れが溜まりやすくなるからです。また、コットンの繊維は一度マツエクに絡まると自分で取る事が困難になります。直接手で落とせるタイプのクレンジングを使用しましょう。まつげの根元を綺麗にすることで、新しいまつげが生えやすくなります。

2.洗顔方法にも注意

洗顔方法にも注意が必要です。自まつ毛はとても繊細なため、擦う行為はまつげが抜けてしまう原因になります。優しく上から撫でるように汚れを落としましょう。洗顔後はドライヤーの冷風を軽く当てて乾かす事も大切です。濡れた状態にしないことでマツエクは長持ちします。

3.就寝時の注意

就寝時も注意が必要です。寝ている間に、枕やシーツに擦れることでまつげに負担がかかり、抜ける原因になります。決まって片側を下にして寝ていると、片側のみが傷んで抜けてしまうので、できるだけ仰向けを心がけてみましょう。

就寝前のケア

まつげの成長は、寝ている間に分泌される成長ホルモンにより活発になります。なので、育毛剤は就寝前に使用するとより効果的です。また、コーティング剤を使用すれば、自まつ毛とマツエクを枕の擦れなどから守ることができます。育毛剤とコーティング剤の2本使いで、これから生えるまつげのケアと、今あるまつげのケアを同時にしていきましょう。

まつげを増やす習慣を身につける

まつげを増やす習慣を身につけることも大切です。美しいまつげを育てるには、規則正しい生活とバランスの良い食事が必要不可欠。まつげは身体の中では末端機関のため、栄養が行き届きにくく、成長に時間がかかります。せっかくサプリなどを飲んでいても、傷の再生や肌の再生などが優先され、まつげは後回しです。気になった時だけではなく、常に健康的な生活を心がけることが美まつげをつくる秘訣です。

睡眠

まつげは寝ている間に育ちます。シンデレラタイムと呼ばれる夜の22時から2時は、美と健康に必要とされる成長ホルモンが最も分泌されやすい時間帯です。その時間帯にしっかり睡眠を取るように心がけましょう。また、質の高い睡眠にするために、就寝3時間前には食事は済ませましょう。胃に食べ物が残っている状態だと、消化活動にエネルギーが使われ、睡眠が浅くなります。帰宅が遅い日などは出来るだけ消化の良い食べ物を選びましょう。

食事

まつげの成長には、バランスの良い食事を摂ることも大切です。たんぱく質、ビタミンB2、B6、C、E、亜鉛などを積極的に摂ることで健康な状態を保ちやすくなります。まつげに良い栄養素は、髪の成長や肌の再生にも良く、女性の美に必要なものばかり。どのような食品に含まれるかをお話ししていきます。

タンパク質

タンパク質は、まつげの主成分です。肉、魚、卵、大豆製品に多く含まれています。

ビタミンB2、B6

ビタミンB2やB6は、皮膚の健康を維持や、血液の作る働きがある栄養素です。レバーやうなぎ、マグロやバナナなどに多く含まれています。

ビタミンC

ビタミンCは、コラーゲンを生成するのに不可欠な栄養素。ブロッコリーやキャベツ、ピーマン、ゴーヤにも多く含まれています。色々な種類の野菜や果物に含まれますが、熱に弱い性質のため生食がおすすめです。

ビタミンE

ビタミンEは、他のビタミンを体に行き渡りやすくします。アボカド、ナッツ、かぼちゃなどに多く含まれます。

亜鉛

亜鉛は新陳代謝に必要な栄養素です。まつげの生え変わりを助けます。牡蠣、うなぎなどの魚介類、海藻類などに多く含まれます。

おわりに

「マツエクをするとまつげがなくなる」ということはありません。自まつ毛に合った無理のないデザインを選択して、日々のケアを欠かさず行えば、まつげパーマやビューラーなどよりも格段にダメージを抑えることができます。自まつ毛を美しく保って、マツエクも長持ちさせましょう。

BLOG TOP (記事一覧)