最近ではマツエクを付けるのが主流となってきていますね。
マツエクを初めてしようと思っている人の中には、マツエクを付けてみて不自然な仕上がりになってしまうのが心配だったり、仕事柄あまり派手にできなかったりと悩む人も多いのではないでしょうか。
マツエク経験がある人でも、今まで理想のデザインに出会えていなかったり、自分の目元に合わないと感じでいる人も多いと思います。
実は、マツエクにたくさんの種類があり、目の形に合わせてデザイニングする事が可能です。
目の形に合わせたデザインにすることで自然な目元を演出できます。
今回は、自然に仕上がるマツエクについて解説していきます。
エクステの種類によって自然な仕上がりが変わる
マツエクに使用されている毛質は主にシルク、ミンク、セーブルの3種類が使用されています。
最近になり、ボリュームラッシュやフラットラッシュといった新しいエクステも開発されています。
ボリュームラッシュやフラットラッシュは、従来のエクステと比べ負担が少なかったりと、とても人気の高いエクステです。
エクステのそれぞれの名前は質感や、柔らかさの違い、仕上がりの見え方や、付け心地などの違いを表しています。
まずは、エクステの種類による特徴に違いを説明していきます。
シルクエクステ
シルクの毛質はマツエクの中でも1番価格が低くリーズナブルです。
見た目は艶感があり、本数を沢山付けるとかなりのボリューム感になります。
ボリューム重視の人にオススメの毛質です。
その一方で、エクステが固いため付け心地や重さが気になってしまう場合もあります。
ミンクエクステ
ミンクの毛質は程よい柔らかさで自まつ毛にフィットしやすいです。
シルクより自まつ毛への負担も少なく長持ちするため人気があります。
マットで自然な艶があるのでシルクに比べると自然に仕上がるのが特徴です。
価格もリーズナブルなのでチャレンジしやすい毛質です。
セーブルエクステ
セーブルの毛質はとても柔らかく軽量で、自まつ毛への負担も軽いです。
自まつ毛に添うように装着ができるので持ちがいいのが特徴です。
自然な仕上がりを希望する人にはオススメの毛質で、エクステ自体が柔らかいのでエクステが初めての人も取り扱いがしやすい毛質です。
フラットラッシュ
フラットラッシュはエクステの種類の中では1番新しい毛質です。
シルク、ミンク、セーブルの3種類と同じシングルタイプの部類ですが、エクステの断面の形状がフラットラッシュだけ異なります。
シングルラッシュの断面は丸く、フラットラッシュは平たい断面になっているのが特徴です。
フラットラッシュは最も柔らかく自まつ毛への負担が少ないエクステです。平たい断面のおかげで、自まつ毛とエクステの密着度が高く、最も持ちの良いエクステと言われています。
さらに毛質の柔らかさは最上級で自まつ毛に近い柔らかさです。
その為、仕上がりはとても自然で目元に馴染むデザイニングが可能になります。
ボリュームラッシュ
ボリュームラッシュとは、シングルタイプとは装着方法が異なります。
自まつ毛1本に1本のエクステを装着するシングルタイプとは異なり、自まつ毛1本に対し極細のエクステを複数本を束にし装着していく技法です。
ボリュームラッシュは元々の自まつ毛が少ない方や、自まつ毛が抜けてしまった方、シングルでの毛先の隙間を埋めたい方にオススメです。
ボリュームラッシュで使用するエクステはとても繊細で自然に仕上げる事は可能です。
また、まつ毛が増えたようなフサフサ感と密度感を出すことができるのが特徴です。
自然に見えるエクステの太さは「0.1ミリ〜0.12ミリ」
自然に仕上げるには、エクステの太さは「細め」を選ぶことがオススメです。
なぜなら日本人の自まつ毛の平均の太さは0.1ミリ〜0.12ミリと言われています。
これを基準に考え、自然な仕上がりにしたい場合エクステの太さは0.1ミリか0.12ミリだと自然な仕上がりになるでしょう。
自まつ毛より太めのエクステを選定する事で、濃くはっきりとした印象に、細めのエクステは繊細で自まつ毛に近い自然な仕上がりになります。
同じデザイン、長さを選んでもエクステの太さの違いで仕上がりの印象は大きく変わるので、担当アイリストと相談しながら決めましょう。
詳しく太さによっての違いを説明していきます。
0.1ミリ・0.12ミリ
シングルタイプでは最も細いエクステは0.1ミリです。
自まつ毛とほぼ変わらないくらいの太さでとても繊細なエクステで自まつ毛へ負担も軽く持ちがいいと言われています。
装着してみると自まつ毛が増えたような印象になり周りから見ても違和感がありません。
ナチュラルな仕上がりが好きな人にオススメな太さです。
0.15ミリ
0.15ミリの太さはサロンで最も人気のある太さです。
マスカラを塗ったくらいの仕上がりになるので、普段からマスカラを塗る人には丁度いい太さです。
太すぎるエクステではないので本数や長さを調節し、自然なデザインに仕上げる事も可能です。
0.18ミリ・0.2ミリ
0.18ミリ、0.2ミリはしっかりと太さがあり、ボリューム派の方にオススメです。
0.18ミリ〜0.2ミリの太さは自まつ毛よりも太めなエクステなので、まつげにかかる負担が大きい場合や、エクステが取れやすくなる場合があります。
自まつ毛が弱っている部分には付けられない場合も出てくるので、担当アイリストと相談しながら負担のない太さを選定してうのがベストです。
自然な仕上がりにしたい人には向かない太さです。
0.05ミリ・0.06ミリ・0.07ミリ
ボリュームラッシュの太さの種類は0.05ミリ・0.06ミリ・0.07ミリが主にサロンで使われています。
シングルエクステに使用するエクステと比べるととても細いのが特徴です。
0.05ミリ1本の重さはシングルラッシュ0.15ミリの約1/8の重さになります。
自まつ毛の状態やご希望の濃さに合わせて太さを選定します。
例えばいつもシングルラッシュの0.15ミリの太さを付けている場合、0.05ミリだと1束に8本まで、0.06ミリの場合6本まで、0.07ミリの場合は4本までと使用する太さによって変わります。
ボリュームラッシュはとても繊細なエクステですが名前の通りボリュームの出やすい技法です。
ボリュームラッシュで自然に仕上げるのには、本数をつけすぎないことがオススメです。
多くつけても両目で100束くらいで止めましょう。
自然に見えるエクステのカールは「Jカール」「JCカール」
カールの中で1番自然に見えるのは、「Jカール」です。
なぜなら、Jカールはカールの中でも最も緩いカールで、自まつ毛に沿うようなナチュラルな仕上がりになるからです。
カールが強くなるほどぱっちり感が増し、エクステの存在感も増します。
自然に仕上げたい人は緩いカールを選ぶ事をお勧めします。
カールが変わる事で仕上がりの印象は大きく変わります。
カウンセリングの際に、エクステのカールを目元に当てて確認もできますので、確認してから装着に移るのがオススメです。
カール感が与える印象はとても強く、重要です。
自分の理想をしっかりと担当アイリストに伝え、付ける前に必ずカール感を確認しましょう。
多くの種類があるカールについて特徴を詳しく解説します。
Jカール
Jカールは緩いカールで自然な仕上がりになるカールです。
毛先部分のみが少しカールしているので、自然に自まつ毛によく馴染みます。
控えめなカールなので、ナチュラルにしたい人にオススメです。
ナチュラルでありながら長さが強調されるJカールは、伏し目の時などとても美しく演出できます。
JCカール
JCカールは上品なカール感で自然にぱっちりしたお目元を演出できるカールです。
Jカールより少しカールが強くなりますが、自然なカール感で違和感なく仕上げられます。
普段からビューラーを使用する人や、自然に目をぱっちりしたい人にオススメです。
ナチュラルさを備えつつも存在感のあるJCカールは、上品で大人っぽく正面から見ても綺麗な仕上がりを演出できます。
Cカール
Cカールはくるっと上向きのカールで可愛らしい印象の仕上がりになるカールです。
丸みのある綺麗なカーブで、ビューラーでしっかり自まつ毛を上げた時のようなぱっちり感を演出できます。
長さや本数を調整する事でナチュラルに仕上げることも可能ですが、自まつ毛のような自然な仕上がりに近づけたい方にはあまりオススメではありません。
CCカール
CCカールはカールの種類の中で強いカールです。
ビューラーでは出せないようなカール感が特徴で、正面から見た印象はかなりぱっちりとエクステが上がって見えます。
自まつ毛が下がりまつ毛の方や、つけまつげのような存在感を出したい方、派手めに仕上げたい方にオススメです。
自然に仕上げたい方には向かないカールですが、長さや本数を調節しナチュラルに仕上げる事も可能です。
Dカール
Dカールはカールの種類の中で最も強いカールです。
くるッと上向きなカールで目がパッチリと大きく見えます。
かなり強めなカールになるので、少し不自然さがでることもあります。
自然に仕上げたい場合はあまりオススメしません。
自然に見えるエクステ長さは「11ミリ」まで
自然に見える長さは自まつ毛から1〜2ミリ長いものを選ぶことがオススメです。
自まつ毛とほとんど変わらない長さを選んだ場合、自まつ毛が濃くなった仕上がりになるからです。
自まつ毛よりあまりにも長いエクステを選んでしまうとすぐに向きがバラついてしまったり、取れやすくなります。
さらに、自まつ毛より長いエクステは、自まつ毛への負担が大きい為ダメージのリスクもあります。
自まつ毛の長さによって選択する長さも変わってきますが同じ長さを付けても仕上がりには個人差が大きく出ます。
まつげの生え方や向きなども関わってきますので、装着する前にお目元に当てて長さを確認しましょう。
エクステの長さで目の形や目の大きさの見え方は、大きく変わります。
「長いエクステを付ける=目が大きく見える」ではありません。
自分の目に合った長さを選ぶ事がとても魅力的な目元を引き出します。
それでは各長さについて解説していきます。
6〜8ミリ
6〜8ミリは一般的に短めで自まつ毛に近い長さです。
デザインにもよりますが、短めなので目頭目尻などに用いられることが多いです。
日本人の自まつ毛の長さは平均で6〜7ミリです。
エクステの長さを自まつ毛と同じくらいの長さに設定する事で自まつ毛が自然に増えたような印象になります。
マツエクとバレたくない人にオススメの長さです。
9ミリ
9ミリはとても自然な長さです。
自まつ毛より少し長さが出ます。
短めですが自まつ毛より少し長さが出るので、ナチュラルに長さを出したい人にオススメです。
自まつ毛が長い人だとナチュラルすぎる印象になる場合もありますので担当アイリストに長さの選定をしてもらうのがオススメです。
10〜11ミリ
10〜11ミリはとても人気の高い長さです。
一般的に自まつ毛より2〜3ミリ長くなりますので、長さを出したい方やエクステの存在感を味わいたい人は10〜11ミリ前後がオススメです。
こちらも自まつ毛の長さによって個人差はありますが、自然に仕上げたい場合は長くても11ミリまでに抑えるといいでしょう。
12〜13ミリ
12〜13ミリはしっかり長さがでてきます。
自まつ毛よりぐっと長さが出ますので華やかな仕上がりになります。
イベント前に華やかに仕上げたい人、長めがお好きな人にとても人気のある長さです。
しかし、自まつ毛より長すぎるエクステはデメリットもありますので、しっかり確認した上で長さの選択をすることをオススメします。
自然な仕上がりを希望する人にはあまり向かない長さです。
14〜15ミリ
14〜15ミリはとても長め長さになります。
自まつ毛よりかなり長くなりますのでとてもゴージャスな仕上がりになります。
つけまつげのような仕上がりになるので濃いめが好きな人にオススメです。
自然に仕上げたい人には向かない長さです。
長すぎてお目元に馴染まない場合もあるので、最初から14ミリに挑戦するのではなくだんだんと長くして様子を見るのがオススメです。
自然に見えるエクステの本数は「80本〜100本」
自然な仕上がりになるマツエクの本数は両目で80本〜100本です。
片目で40本〜50本となります。
日本人の自まつ毛に本数は、片目につき平均で90〜120本ほどです。
自然に見せるには自まつ毛の半分くらいの本数がオススメです。
マツエクを自然仕上げるコツとして、本数選びはとても重要です。
同じデザイン、カール、長さを付けていても本数は変わると印象は大きく変わります。
目幅や目の大きさ、自まつ毛の生え方で個人差は出ますが、マツエクを自然に仕上げる本数としては100本までに抑えた方がいいでしょう。
目幅が広い人だと自然すぎてしまう場合もありますので、担当アイリストに相談し自分の目の形にあった本数を提案してもらうのが1番です。
エクステの本数によっての違いや特徴、本数選びのコツをお伝えします。
80本(片目40本)
80本は一般的には少ない本数です。
とてもナチュラルに、自然に仕上がります。
自まつ毛のような仕上がりにしたい人や、マツエクだとバレたくない人にオススメです。
また、マツエクを初めて付ける人にも大人気の本数です。
目幅に広い人ですと、スカスカな印象になっています場合がありますので、調整しながら本数を選ぶのがオススメです。
100本(片目50本)
100本はナチュラルでありながらベーシックなエクステの印象を出してくれます。
こちらもエクステが初めての人にもチャレンジしやすい本数です。
マスカラを軽く塗ったような自然な仕上がりにしたい人にオススメです。
120本(片目60本)
120本は一般的に1番人気の本数です。
マツエク自体の存在感もしっかり出しつつ、濃すぎず、自然な仕上がりになります。
120本くらいからアイライン効果が出てくるので目の形をはっきりとした印象になります。
140本(片目70本)
140本は普段からしっかり目にアイメイクされる人や、付けまつ毛をつけてる人にオススメの本数です。
華やかな印象となり、よりアイライン効果もはっきり実感いただけます。
160本(片目80本)
160本は濃い目がお好みの人にオススメです。
つけまつげの様な濃さがでて、ゴージャスな印象となります。
自まつ毛の状態によっては付けられない場合もありますので、まずは自まつ毛の状態を担当アイリストに確認してもらいながら本数選びをしましょう。
180本以上
180本以上の本数は一般的にとても多い本数になります。
ゴージャス感が強く、濃い目のつけまつげのような仕上がりにしたい人にオススメです。
こちらも自まつ毛の状態によってつけられない場合がありますので、まずはアイリストに確認してもらいましょう。
自然に見えるデザイン選びの3つのコツ
マツエクのカールや長さの調節だけでなく自然に仕上げる方法は沢山あります。
次の3つがあります。
・ブラウンカラーを取り入れてデザイン
・マツエクだとバレないデザイン
・目の形や自まつ毛の長さを考慮したデザイン
代表の3つを詳しくご紹介します。
ブラウンカラーを取り入れたデザイン
ブラウンカラーのエクステはブラックのエクステより、自然にナチュラルに見えます。
ブラックのエクステはお目元を濃くはっきりと見せ、目をより大きく見せる効果がありますが、ブラウンエクステは肌馴染みもよく、柔らかいお目元の印象となります。
目元を優しく見せたい人や、ナチュラルメイクが好きな人などにとてもオススメです。
ブラックと同じ長さ、デザインでもブラウンカラーにするだけで目元に抜け感や、柔らかさがでてより女性らしい目元になります。
マツエクだとバレないデザイン
マツエクをつけても、自まつ毛のように仕上げるデザインには3つのコツがあります。
・自まつ毛と同じくらいの長さに選定する
・カールは強すぎないものを選ぶ
・本数は100本までにする
自まつ毛との差を出せば出すほど、マツエクだと気づかれやすいです。
なるべく自まつ毛と同じくらいの長さをお選びいただくことをオススメします。
自まつ毛と同じくらいの長さでもエクステをつけることにより密度がでるので、いつもより華やかさはアップします。
担当アイリストと相談し、自まつ毛の状態を確認してもらいながらデザイニングしていきましょう。
目の形や自まつ毛の長さを考慮したデザイン
目の形や自まつ毛の長さに合わせたデザインは目元がとても自然に見えます。
目の形は個人差が大きく、まつ毛の生え方やクセなども一人一人で全く変わってきます。
理想のイメージとして写真を用いるとイメージも伝わりやすいのでオススメですが、芸能人のマツエクのデザインを参考にし、同じデザインでつけても同じ仕上がりに見えないことも多いです。
目の形などの特徴と理想のデザインをしっかりと把握し、それを踏まえ理想のデザインに近づける提案をしてくれるサロンを選びましょう。
自然なデザインにしてくれる良いマツエクサロンの2つの選び方
デザインを理想通りに仕上げるために、カウンセリングをしっかり行ってくれるサロンとエクステの種類が豊富なサロンを選ぶことがオススメです。
サロン選びで重要な点を次で詳しく紹介します。
カウンセリングの時間がメニューに含まれいるかチェックする
カウンセリングに力を入れているサロンのお客様の満足度はとても高いです。
なぜならまつげの状態やアレルギーの有無、自まつ毛の状態を確認し、どのようなデザインで仕上げていくかをお客様とアイリストが共通のイメージを持って進めていくことでき、安心して施術を受けることができるからです。
マツエクをつける前には必ずどこのサロンでもカウンセリングが行われます。
このカウンセリングはマツエクをつける上で非常に重要です。
カウンセリングの時間がしっかり含まれれいるかをサロンページなどで確認しましょう。
カウンセリングに力を入れているサロンはカウンセリングの時間をしっかりと設けています。
もしサロン選びに迷ったら価格の安さより「カウンセリングを丁寧に行っているサロン」をオススメします。
エクステの種類が豊富なサロンを選ぶ
エクステのカールや長さ、毛質など豊富に取り揃えてるサロンを選ぶことがオススメです。
なぜなら目の形やまつげの状態には個人差があり、希望されるデザインを幅広く対応ができるからです。
ベーシックなシングルラッシュから、技術力を要するボリュームラッシュ、最新のフラットラッシュなどの様々な技術があります。
最近ですと、マツエクだけに留まらず、まつげパーマなども積極的に取り入れられているサロンも増えています。
色々な技術を取り入れているサロンは、デザイン選びの幅も広がりますし、沢山のニーズに合わせてのデザイニングも可能となります。
まとめ
今回は自然に仕上がるマツエクについて紹介しました。
マツエクにはたくさんの種類があり、目の形に合わせてデザイニングする事が可能です。
目の形に合わせてエクステを装着することで、お顔に馴染み自然に華やかな印象を引き立ててくれます。
エクステが初めてで不安な方も、自分の思い通りのデザインに出会えなかった人も必ず目に合うエクステはあります。
エクステの種類や知識を頭に入れておくことは、デザイン選びにとても大切です。
自まつげの状態をしっかりと把握した上で、担当のアイリストと相談しながら最適なデザインを選びましょう。