マツエクとは?初心者さん向け!マツエクの基本教えます◎

そもそもマツエクってどういうもの?

やってみたいけど、何を選べばいいかわからない。

そんな疑問をすっきり解消!

マツエク初心者さんも安心してエクステに挑戦できるよう、マツエクの基本を分かりやすくお伝えします!

マツエクとは

マツエクとは、まつ毛エクステンションの略で、まつげに人工毛を装着する技術です。

マツエクを施すことで、目が大きく見えたり、メイクの手間が省けたりと、手軽にオシャレを楽しむことができます。

ここでは、マツエクの基礎知識とマツエクによって得られるメリットについて説明します。

1.マツエクの基礎知識

マツエクとは、まつげエクステンションを略した用語です。

“まつげエクステ”や“エクステ”と呼ばれることもあります。

自まつ毛1本に対し、人工毛(エクステンション)を1本ずつ装着していく技術です。

マツエクをすることで、マスカラやビューラーをしなくても、目を大きく華やかに見せることができます。

専用の接着剤(グルー)を使用し装着していくため、数時間で取れたりすることはなく、付けてから約3週間〜4週間程の時間をかけて、少しずつ取れていきます。

2.マツエクの特徴

マツエクは、自まつ毛だけでは出せないボリューム感を自然に出すことができます。

水にも強いため毎日外す必要がなく、海やプール、スポーツの場面でも活躍してくれる優れものです。

つけまつげよりも自然な仕上がり

マツエクは、つけまつげよりも自然な仕上がりになります。

目の形に合わせ、長さやカール感を自由に選べるデザイン性の高さから、ナチュラルにボリュームアップができます。

つけまつげは、まぶたの際に沿って皮膚に装着するのに対し、マツエクは自まつげ1本ずつに装着するため、まつげが伸びたかのような仕上がりが特徴です。

また、まつげの生え際から1〜1.5mm程離して付けていくため、接着剤やエクステンションが皮膚に触れず、皮膚を傷付けることはありません。

ビューラーとマスカラ不要でメイクの時間を短縮

マツエクは、毎朝のメイクの時間を短縮できます。

マツエクをつけることで、ビューラーいらずのカール感と、マスカラいらずの濃さが維持できるからです。

また、マスカラを使わないことで、汗や涙でメイクが崩れることがなく、メイク直しの手間も省くことが可能です。

海やプールでも安心の優れた耐久性

マツエクは、汗や水に強いため、つけまつげやマスカラのように、海やプールで取れることがありません。

なので、水気の多い場所でも、メイク後のようなボリューム感のあるまつげを保つことができます。

ただし、水に触れる機会の多い場合は、グルーの劣化が早まり、マツエクの持続性が低下することもあるので、定期的なメンテナスが必要です。

ノーメイクの時でも、メイクをしているかのようなお目元の華やかさを演出してくれるので、スポーツの場面でも活躍をしてくれます。

まつ毛パーマと比べたメリット

マツエクは、自まつ毛への負担を抑えながら、まつ毛パーマでは出せないボリューム感を出すことができます。

なぜかというと、自まつ毛よりも長くて太いエクステを装着することができるからです。

パーマでは出せないボリューム感が出せる

まつ毛パーマは、自まつ毛にパーマをかけてカールをつける技術です。

元の自まつ毛の長さは変わらないため、大幅なボリュームアップは難しいと言えるでしょう。

対して、マツエクは自まつ毛よりも長く太いエクステを装着することができます。

自まつ毛以上の長さや太さによって、まつ毛パーマだけでは出せないボリュームアップが可能です。

パーマ液を使わないのでまつげが傷みにくい

マツエクは、パーマ液を使わないため、まつげが傷みにくいです。

なぜなら、マツエクはまつげの表面にグルーで装着をするので、まつげの内部へのダメージが少なく、まつげが傷みにくいからです。

対して、まつ毛パーマは、パーマ液をまつげの内部に浸透させてからカールをつけていきます。

まつげも髪の毛と同じ体毛なので、パーマを繰り返していくうちにまつげが傷んでしまうことがあります。

オフとリペアの違い

マツエクには、オフをして全て新しいエクステに付け替える“付け替えオフ”と、綺麗な状態のエクステだけを残し、新しいエクステを付け足す“リペア”という方法があります。

それぞれの詳しい違いと、メリット・デメリットについて説明します。

1.付け替えオフとは

付け替えオフとは、専用のリムーバー(オフ剤)を使いエクステを全て外すことを表します。

マツエクを付けてから時間が経過し、バラツキが出てきた場合や、デザインを変えたい場合は、残っているエクステを一度全てオフし、 付け替えをします。

全てのエクステが新しくなるため、仕上がりも綺麗で持ちも良いです。

しかし、マツエクを付ける度に毎回オフをすると、自まつ毛への負担がかかり過ぎてしまい、自まつ毛が傷んでしまう原因にもなります。

理想的なオフのタイミングは、メンテナンス2〜3回につき1度のペースが目安です。

メンテナンスの周期や、自まつ毛とエクステの状態によって、適切なオフのタイミングは変わってくるので、担当のアイリストと相談しながら決めていくといいでしょう。

2.リペアとは

リペアとは、綺麗に残せるエクステだけを残した状態で、新しくエクステを付け足し、元の綺麗な状態に戻すことを表します。

外れかけているエクステや、根元が伸びてきているエクステを外した後に付け足しを行うため、付けたてと同じような仕上がりにすることが可能です。

グルーは、時間が経てば経つほど劣化するので、リペアを続けすぎてしまうと、エクステの持ちが低下したり、衛生的にも良くない環境を作ってしまいます。

なので、数回に1度は必ず全てオフをし、付け替えを行うことが、マツエクを綺麗な状態に保つために重要なポイントです。

マツエクの種類

マツエクには、毛質や形、付け方など、とても多くの種類があります。

1.カール・長さ・太さ

マツエクのデザインを構成するカール・長さ・太さについて、詳しく説明をしていきます。

カール

カールは、Jカール・JCカール・Cカール・CCカールというように分類され、CCカールに近づけば近づくほど、カールが強くなります。

Cカールが、ビューラーでしっかりとまつげを上げたぐらいのカール感です。

目の形やまつげの生えている角度などによって、見た目の印象は変わるため、生え方を考慮しながら好みのカールを選ぶといいでしょう。

長さ

長さは6mm〜15mmが一般的です。

日本人のまつげは平均6.8mmなので、自然な仕上りであれば10mmまで、華やかなボリューム感のある仕上りでも、13mmくらいまでが人気の長さになります。

太さ

太さは、ボリュームラッシュの0.05mm・0.07mm、シングルラッシュの0.1mm・0.12mm・0.15mm・0.18mm・0.2mmに分類されます。

1本の太さが太くなるにつれて、全体的なボリューム感が出しやすくなります。

しかし、自まつ毛の太さに対して太すぎるエクステは、取れやすさや自まつ毛が傷む原因となるので、必ず適切な太さを選びましょう。

2.シングルラッシュ

シングルラッシュは、自まつ毛1本に対し、エクステを1本ずつ装着します。

1本1本の濃さがハッキリと出るため、マスカラを塗ったような、自然なボリューム感が特徴です。

セーブル・ミンク・シルク

毛質は主にセーブル・ミンク・シルクの3種類があります。

セーブル、ミンク、シルクの順で柔らかく、セーブルが一番自まつ毛に近い質感です。

セーブルのように柔らかいエクステは、付けたときのゴワツキも少なく、エクステの持続性も高いです。

フラットラッシュ

フラットラッシュは、従来のエクステに比べ、軽さや柔らかさに優れたエクステです。

近年、SNSやネット上でもよく目にするようになりました。

エクステが軽くなったことで、自まつ毛への負担が減ったことが最大の魅力です。

今まで、エクステの断面は全て丸い形をしていましたが、フラットラッシュの断面は平らな形をしていて、厚みが薄くなっています。

エクステの上下の部分が削られた分、体積が減ることで、1本の重さが軽減され、自まつ毛への負担は半分以下になりました。

また、接着面を広く取れるようになったことや、安定感のある付きが期待でき、エクステの持ちが良くなる人も多いです。

業界でもまつげへの負担が一番少ないといわれているフラットラッシュは、マツエク初心者でも扱いやすいエクステなので、初めてのマツエクにもおすすめです。

3.ボリュームラッシュ

ボリュームラッシュは、自まつ毛1本に対し、0.07mm(またはそれ以下)の太さのエクステを、2本〜5本を束にして装着します。

極細のエクステで、毛先を扇状に開き装着するため、ふわふわとした質感が特徴です。

エクステ同士の間が埋まりやすく、毛先の方まで密度感が出るので、つけまつげのようなボリューム感が出せます。

また、自まつ毛の状態に合わせて、束にする本数を選びながら装着ができるので、自まつ毛への負担を最小限に抑えながら、ボリューム感を出すことが可能です。

3Dラッシュとは

3Dラッシュとは、ボリュームラッシュの中でも、3本を1束にして付ける場合のことを表します。

つまり、2本束は2D、4本束・5本束は、それぞれ4D・5Dということです。

2D・3D・4D・5Dラッシュ、それぞれの違いと選び方

2D〜5Dは、見た目のボリューム感と自まつ毛への負担が変わり、マツエクの持ちにも影響が出ます。

理想のボリューム感や、重視したいポイントに合わせた本数を選ぶと良いでしょう。

使用するエクステの太さによって、ベースとなる本数は変わりますが、ボリューム感とエクステの持ち、どちらも重視する場合は3〜4Dがおすすめです。

3D〜4Dは一般的にも平均的な本数となります。

自まつ毛が細くて短い部分や、ボリューム感はそれほど必要ないけれど、まつげへのダメージを少なく、持ちを良くしたい場合などは2Dがおすすめです。

また、5D以上の場合は、とにかくボリューム感が欲しい方におすすめの本数となります。

エクステの本数や、毛先の重なりが多いほど、密度感やボリューム感も出やすくなり、つけまつげのようなフサフサな仕上がりが実現できます。

自分に合ったエクステを選ぶことが大切

マツエクには多くの種類があり、理想の仕上がりや自まつ毛の状態によって、人それぞれ向いているエクステの種類があります。

自まつ毛に対して負担の少ないエクステが主流となっており、数年前に比べ、選択肢も増えてきました。

普段用・旅行用・ブライダル用など、マツエクをする目的と、好みの仕上がりに合わせたエクステを選ぶことが大切です。

さらに、できるだけ長い間エクステを楽しむためにも、自まつ毛への負担が少ない毛質やデザインを選ぶことが重要です。

自まつ毛が健康であればあるほど、付けられるデザインの幅は広がります。

自分のまつげが平均と比べてどれくらいなのかは、わからない方がほとんどなので、詳しいデザインに関しては、担当のアイリストに相談をしましょう。

また、自分に合うデザインを見つける近道をするために、エクステの種類が豊富なアイラッシュサロンを選ぶことがおすすめです。

 

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