マツエクの施術を受けた当日、普段通りお風呂に入っていいか気になりますよね。
実は普段通りの入浴方法は、マツエクの持ちを悪くしてしまいます。
マツエク装着後の入浴は、最低でも施術後5時間が経過してからにしましょう。
マツエクの持ちを良くするためには、入浴する時やお風呂上がりに正しくケアを行うことが大切です。
ここでは、マツエクをより長持ちさせるための入浴方法・ケア方法・クレンジングや洗顔のやり方について紹介していきます。
是非参考にしてくださいね!
マツエク施術後の入浴で気を付けるべき3つの注意点
マツエクをつけた当日、お風呂に入る時に注意しなければならないことは以下の3つです。
・マツエク施術後5〜6時間は目を濡らさないこと
・シャワーを直接顔にあてないこと
・長時間湯船に浸からないこと
入浴時はこの3つのことに気をつけましょう。
それでは、詳しく説明します。
1.マツエクの施術から5〜6時間は入浴はNG
マツエクを付けてから5〜6時間は、入浴・洗顔・プールなどで目を水に濡らしてはいけません。
また、ホットヨガ・岩盤浴などの湿気の多い場所へも行かないようにしましょう。
ジムで汗をかくこともダメです。
なぜなら、マツエクを装着するときに使うグルーの表面が乾くまでには最低でも5時間かかるからです。
グルーは高温多湿に弱いため、半乾きの状態で水に濡れたり湿気の多い場所へ行くと接着力が落ち、持ちが悪くなります。
せっかく付けたマツエクの持ちが悪くならないように、最低でも5〜6時間は水に濡らさないようにしましょう。
お風呂に入るタイミングは24時間後がベスト!
先程、マツエクを付けてから5〜6時間経てば入浴OKとお伝えしましたが、最もベストな入浴のタイミングは24時間経過してからです。
なぜなら、グルーは5〜6時間が経過しても乾いているのは表面部分だけだからです。
グルーが中まで完全に乾くまでは24時間かかります。
グルーが完全に乾いた状態での入浴の方がマツエクの持ちが良くなるので、可能であれば施術後24時間経過してから入浴をしましょう。
マツエク施術後のお風呂がダメな理由
マツエクの施術後すぐにお風呂に入ってはいけない理由は以下の3です。
1.マツエクの持ちが悪くなる
2.マツエクの白化現象が起こる
3.アレルギーのリスクが高まる
それでは詳しく説明します。
①マツエクの持ちが悪くなる
グルーが完全に乾いていない状態でまつげに水分が付着すると、マツエクの持ちが悪くなります。
更に、水分によりグルーの成分が変わり完全に硬化しきれなくなる場合もあるのです。
もしグルーが硬化しきれないと、マツエクが取れやすくなりますよ。
もしマツエクが取れなかったとしても、マツエクがバラつきやすくなったり、根元から浮いてしまい皮膚や眼球に刺さり傷付けたりしてしまう可能性も。
マツエクの施術後は最低でも5〜6時間あけてからお風呂に入りましょう。
②マツエクの白化現象が起こる
マツエクの施術後5~6時間経たずにお風呂に入り、マツエクの根元が白くなったことはありませんか?
白化現象とは、グルーが硬化している最中に水分が付着しまつげの根元が白くなってしまう現象のことです。
初心者が見ても「根元が白い」と感じられるほど分かりやすく、ゴミやホコリが付いているかのように汚く見えてしまう現象です。
白化現象が起きると自力では直せないので、まつげが抜けるのを待つかお店でのオフを行いましょう。
入浴だけではなく、オイルクレンジングを使用することでも起こる可能性があるので注意してくださいね。
③アレルギーのリスクが高まる
マツエクの施術直後の入浴は、アレルギーのリスクも高めてしまいます。
マツエクを付けてアレルギーが発生する原因は、グルーの成分の中に含まれるホルムアルデヒドという化学物質です。
ホルムアルデヒドは人間の粘膜を刺激するため、目がチカチカしたり涙や鼻水が出る、喉の乾き・痛みや咳などの症状が見られます。
ホルムアルデヒドの揮発成分は、グルーが完全に硬化するまで発生し続けます。
なのでマツエク装着後24時間以内は、アレルギーの発生する可能性があることを覚えておきましょう。
更なる問題は、グルーの硬化が完了する前にお風呂に入って目に水がかかると、微量に発生し続けているホルムアルデヒドが水に溶けだし、皮膚に付着したり目の中に入ることです。
ホルムアルデヒドは有毒なので、皮膚や目に付着すると炎症する可能性があります。
更に、ホルムアルデヒドの付着によりアレルギーの発症するリスクを高めてしまいます。
施術中に反応が見られなかったとしても、ホルムアルデヒドの発生中は症状が出る可能性があることを頭に入れておきましょう。
そして、アレルギーの発症を防ぐためも、施術当日の入浴や洗顔は避けた方が良いでしょう。
2.シャワーは直接顔にかけない
マツエクが付いている時は、シャワーを直接顔にかけてはいけません。
なぜなら、シャワーの水圧でマツエクが取れたりバラついてしまうからです。
特に施術当日のグルーが完全に硬化していない時は、熱いお湯がかかることでグルーが溶けて劣化してしまう場合があるので気をつけましょう。
入浴や洗顔をする時はぬるま湯を両手にすくって優しくすすぎましょう。
3.長時間湯船に浸からない
マツエクの施術当日は、長風呂や半身浴をしてはいけません。
高温多湿の環境に長時間いることは、完全に硬化していないグルーにとっては天敵で、マツエクの持ちを悪くしてしまいます。
マツエクの施術当日の入浴は、体が温まったらサッと出ましょう。
次に、マツエクを長持ちさせるお風呂上がりのケア方法wlご説明します。
マツエクを長持ちさせるお風呂上がりのケア方法
マツエクを長持ちさせるにはお風呂上がりのケアが重要です!
なぜなら、まつげは髪の毛と同じで濡れたまま放置してしまうと傷んでしまうからです。
まつげが傷むと当然マツエクの持ちが悪くなったりバラつきやすくなってしまいます。
お風呂上がりのマツエクのケア方法の手順は、順に、タオルで優しく拭き取る・ドライヤーで乾かす・ブラシで整える・コーティング剤を使うの4つです。
以上の4つについて詳しく説明します。
タオルでの拭き取りは優しく
お風呂上がりにタオルで顔を拭く時は、優しく水分を吸収するように拭き取ります。
マツエクが付いている状態で、タオルで顔をゴシゴシ拭くのは絶対にやってはいけません。
なぜなら、マツエクは摩擦に弱いのでタオルで擦るとバラつきや根元が浮いてしまい持ちが悪くなるからです。
更にひどい場合は、マツエクの根元がタオルの繊維に引っかかり自まつげごと抜けてしまったり、繊維が絡んで目に入り刺激して炎症してしまう可能性もあります。
おすすめの拭き取り方法は、タオルで目元以外を優しく拭き取り、その後ティッシュで目に入りそうな水分を軽く押さえるように拭き取ります。
そうすることで、繊維も引っかからず安全にきれいな状態をキープできます。
ドライヤーで乾かす
タオルで優しく拭き取った後は、ドライヤーを当てまつげを乾かします。
まつげに下からドライヤーの冷風を当て、片目30秒ずつ乾かします。
ドライヤーをあてずに放置するとまつげが傷む!
まつげも髪の毛と同じで濡れたまま放置してしまうと傷みます。
まつげにはキューティクルがあります。
そのキューティクルは水に濡れると開いた状態になります。
そして濡れたまま放置する事により開いたキューティクルが原因で、まつげに必要なタンパク質や水分が失われてしまい傷みやすい状態になります。
エクステが付いているとまつげは乾きにくい状態になり、まつげが濡れたまま寝てしまうと、枕などの摩擦によりまつげが傷んでしまいます。
さらにまつげに水分が残ったまま放置をすることで、雑菌が繁殖して「まつげダニ」が発生する原因にもなります。
まつげは一度傷んでしまうと元には戻りません。
なので、まつげが傷む前に必ず乾かしましょう。
ブラシで整える
ドライヤーでまつげを乾かしたあとは、バラついたまつげをブラシで整えます。
ブラシで整えることで、倒れているマツエクが立ち上がり綺麗に見えます。
まつげの中央から毛先に向かってブラシを通していきます。
自まつげにクセがある人は、ドライヤーを当てる前にもブラシを通すことで自まつげのクセが改善される場合があるので、ドライヤーを当てる前後にブラシを使いまつげを整えましょう。
コーティング剤を使う
ブラシで整えたあとは、コーティング剤を付けてマツエクをセットします。
マツエクはブラシで整えるだけだと、時間が経つと自まつげのクセに反発してバラついたり、伸びてしまったまつげがエクステの重みに耐えられず下がって目にかかってしまい見栄えが悪くなります。
マツエクのバラつきを防いだりカールの持ちを良くするためにも、ブラシで綺麗に整えたあとは必ずコーティング剤を付けましょう。
コーティング剤を使用することでまつげにツヤが出て、付けたてのような綺麗な状態が蘇ります。
マツエク中のクレンジングと洗顔方法
マツエク中のクレンジングや洗顔を何となくでやっている人は多いのではないでしょうか?
マツエクが付いている時のクレンジングや洗顔には注意が必要です。
なぜならマツエクはクレンジングのやり方や選ぶクレンジングによって持ちが変わるからです。
なのでクレンジングは、最も重要なケア方法の一つです。
ここでは、知っておくと役立つクレンジングの種類・手順・洗顔の手順について紹介します。
クレンジングの種類
ここでは次の2つを紹介します。
・オイルの含まれるクレンジング剤は使ってはいけない
・おすすめのクレンジング
オイルが含まれているものはNG
マツエク中はオイルの入ったクレンジングは使ってはいけません。
なぜならマツエクをつける時に使用するグルーが、油分に非常に弱いからです。
マツエクはオイルの入ったクレンジングを使うと、グルーが油分に溶けて劣化しエクステだけがポロポロと取れてしまいます。
なので、油分の含まれているオイル・ミルク・クリームタイプのクレンジングは使わないようにしましょう。
おすすめのクレンジング
マツエクを付けている時におすすめのクレンジングは、一般的にオイルの含まれていないジェル・リキッド・フォームタイプです。
こちらのタイプはオイルが含まれていないことがほとんどですが、心配であれば成分表示表の確認をすることをおすすめします。
上記でNGとお伝えしたオイル・ミルク・クリームタイプでも、「マツエクOK」と記載のあるエクステ専用のものでしたら使用して大丈夫です。
マツエクはクレンジング時の摩擦にも弱いので、できればすすぎの回数が少なくてすむW洗顔いらずのクレンジングがおすすめです。
クレンジングの手順
マツエクが付いている時の正しいクレンジングの手順は以下の通りです。
1.手のひらにたっぷり取りアイメイクを落とします。目をつぶり上から下に優しくなじませましょう。
2.顔全体にクレンジングをのせマッサージするようにベースメイクを落とします。目を開けて下まぶたも上から下に優しく落としてください。
3.アイライン、マスカラが取れないときは綿棒を使って優しく落としましょう。
4.洗い流します。肌をこすらず両手で顔全体にお湯をかけ優しくすすぎます。15〜20回ほどしっかりと流してください。
気をつけること
クレンジングの時に気をつけることは以下の2つです。
・アイメイクはお湯で落ちるものを使うこと
・目を擦らないこと
それでは、紹介していきます。
アイメイクはお湯で落ちるものを使う
マツエクが付いている時のアイメイクは、必ずお湯で落ちるものを使いましょう。
マツエクが付いている時は目を擦れないので、ウォータープルーフのマスカラやアイライナーを使うと落としにくく、根元に汚れが溜まってしまいます。
根元に汚れが溜まり蓄積してしまうと、目元のトラブルの原因になるので、必ずお湯で落ちるアイメイクを選びましょう。
目は擦らず優しく落とす
メイクを落とす時、「しっかり落とさなきゃ」と意識しすぎてゴシゴシ擦っていませんか?
クレンジングを使う時の2つ目のポイントは、優しく落とすことです。
マツエクは摩擦に弱いので、ゴシゴシ擦ることでマツエクが取れてしまったりバラついてしまいます。
マツエクが付いている時のクレンジングは擦らずに優しく落としましょう。
洗顔の手順
マツエクが付いている時の正しい洗顔の手順は以下の通りです。
1.手の平に洗顔料を取りしっかりと泡立てます。泡だてネットを使うとより泡立ちおすすめです。
2.片手を額、片手を顎に置き、その部分を丁寧に洗います。
3.両手で鼻の両側から小鼻の脇を丁寧に洗います。
4.頬、口周り、目周りは一番最後に泡のクッションでおさえるように洗います。こすり洗いはほとんどしません。
5.顔全体に泡が行き届いたら洗い流します。肌をこすらず両手で顔全体にお湯をかけ優しくすすぎます。泡が残らないように15〜20回ほど流します。
気をつけること
洗顔の時に気をつけることは以下の2つです。
・洗顔料を泡立てること
・洗顔後まつげを乾かすこと
それでは、紹介していきます。
洗顔料をよく泡立てる
マツエクが付いている、いないに関係なく「洗顔料は泡立てることが大切」とよく聞きますよね。
洗顔料を泡立てずに洗顔をしてしまうと、肌と指が直接触れ合って摩擦が起き、肌にとって刺激になってしまいます。
しっかりと泡立った洗顔料は吸着力がよく、肌表面の汚れやホコリ、まつ毛に絡まった繊維、落としきれなかったクレンジングなどを洗い流し、肌や目元をより清潔に保つことができます。
洗顔後まつげを乾かす
お風呂上がりだけではなく、洗顔の後やまつげが濡れてしまったら、その都度まつげを乾かしましょう。
そうすることで、マツエクのカールがキープされさらに持ちも良くなりますよ。
まとめ
今回はマツエクを付けた後の入浴方法やお風呂に入るタイミング、ケアの仕方を説明しました。
マツエクを付けただけで普段意識しないことを意識したり、やってはいけないことや注意することが多くて大変ですよね。
ですが、少し意識を変えるだけで、マツエクが付いていると日々のメイク時間が短縮されたり、すっぴんでも目がパッチリして可愛くいられるんですよ!
マツエクで「綺麗な自分」を維持するためにも、ほんの少しお風呂の入り方やケアを意識してマツエクを長く楽しみましょう!
Mersea&Co.池袋 akana