マツエクの種類について詳しく知りたいのですね。
今回は、マツエクを選ぶポイントとなる【素材】【カール】【太さ】【長さ】【ラッシュ】の種類について解説します。
種類によって、装着後の仕上がりイメージはどんな風に違うのか。
自分に合うマツエクはどの種類なのか。
マツエク初心者の人でも分かりやすいよう詳しく紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
1 .<マツエクの種類>毛の素材
マツエクの【毛の素材】は、主にシルク、ミンク、セーブルの3種類。
どの素材も共通してナイロン製の人工毛です。
種類によって「毛の質感」「耐久性」「つけ心地」「値段」「仕上がり」などが異なります。
どの種類を選ぶかは、自分のなりたい目元や重視するポイントによって異なるでしょう。
マツエクのもちがいい種類
つけ心地が軽い種類
自マツゲのような毛質の種類
派手な目元になれる種類
安くつけられる種類
など、どのようなマツエクが選ぶかはあなた次第です。
ここからは、シルク、ミンク、セーブルの3種類にどんな違いがあるのかを詳しく解説します。
1-1. マツエクの毛の種類1.シルク
「シルク」はマツエクの毛質の中で最もポピュラーな種類です。
マツエクの毛質の中では一番値段が安い種類なので、コスパを重視する人に選ばれています。
シルクの毛質は、太く光沢のあるところが最大の特徴です。
一本一本がしっかりとしたツヤのある毛なので、少ない本数でもクッキリした目元になります。
最も毛が固い種類なので、ミンクやセーブルに比べるとつけ心地は重ためです。
毛が太く重たいことから、マツエクのもちは平均3週間程度とあまりよくありません。
しかし、毛が太くて固い分、カールのもちがいいのがポイントです。
<シルクはこんな人におすすめの種類です>
- リーズナブルにマツエクを楽しみたい
- つけマツゲをつけたようなハッキリとした目元が好み
- ボリュームのあるドーリーアイになりたい
ボリュームマスカラをたっぷり塗ったような目にしたい人は60~80本。
つけマツゲのようなバッチリメイク風に仕上げたい人は100~120本がおすすめです。
1-2. マツエクの毛の種類2.ミンク
「ミンク」は、マツエク愛用者に人気の種類です。
シルクよりもやわらかく、軽い毛質なのでナチュラルに仕上げたい人から選ばれています。
値段も比較的リーズナブルなので、値段と質のバランスを重視する人におすすめです。
ミンクの毛質は、マットな質感で自マツゲに馴染みやすいフィット感が特徴となります。
つけ心地が軽く、自然な仕上がりになりますが、シルクに比べるとカールの持続力は高くありません。
マツエクのもちは平均3~4週間程度とシルクよりも若干長めです。
<ミンクはこんな人におすすめの種類です>
- 安めの値段で自然なマツエクをつけたい
- マツエク感の少ないナチュラルな目元にしたい
- オフィスや学校でつけても派手すぎないマツエクがいい
マツエクだとバレたくない人は60~80本。
ナチュラルに印象的な目元にしたい人は100~120本がおすすめです。
1-3. マツエクの毛の種類3.セーブル
「セーブル」は、マツエクの毛質のなかで最も質のいい高級な種類です。
セーブルの毛質は、とても軽くてふわふわなところが最大の特徴。
マツエクの装着感を軽減して、自マツゲさながらの仕上がりにしたい人から選ばれています。
値段は、シルク<ミンク<セーブルとランクが上がっていくため、あまりリーズナブルとは言えません。
しかしマツエク特有のゴワゴワ感がないため、最もつけ心地がいい種類となっています。
毛質だけでなくマツエクの耐久性も一番で平均4週間、さらにマツゲへのダメージも少なめです。
値段を気にせず、いい商品を使いたい大人向けのマツエクと言えるでしょう。
<セーブルはこんな人におすすめの種類です>
- 値段よりも質とつけ心地を重視したい
- 自マツゲが多い人のように自然でパッチリな目元になりたい
- 高級感のあるゴージャスなマツゲにしたい
まるで自マツゲが多い人のように見せたい人は60~80本。
マツゲにボリュームを出して華やかで美しい目元にしたい人は100~120本がおすすめです。
1-4. マツエクの毛の素材の種類まとめ
マツエクの毛の種類について簡単にまとめると下記の通りです。
- シルク…値段の安さを重視する人、派手な目元になりたい人
- ミンク…値段と質のバランスを重視する人、ナチュラルな目元になりたい人
- セーブル…毛質の良さとつけ心地を重視する人、自マツゲのような目元になりたい人
どれにしようか悩んだときは、「自分のなりたい目元」と「マツエクで一番重視するポイント」がなにかを考えてみましょう。
値段と質のバランスを見て、自分に一番適している種類をチョイスしてみてください。
次のページではマツエクの【カールの種類】について紹介します。
2. <マツエクの種類>カール
マツエクのカールには、実にさまざなな種類があります。
代表的なカールの種類は、Jカール、Cカール、Dカールなどです。
これらの名称は、それぞれのアルファベットのカタチとカールの角度に似ていることが由来しています。
マツエクのカールの種類による最大の違いは、装着後の「目元の印象」です。
どんなカールのマツエクをつけるかによって、装着後の仕上がりは大きく違います。
マツエクの種類を選ぶ際は、横幅のあるセクシーな目元、縦幅のあるキュートな目元など、なりたい印象に合わせてカールをチョイスすることが大切。
ここからは、マツエクの代表的なカールの種類の特徴とそれぞれの印象の違いについて紹介していきます。
2-1. マツエクのカールの種類1.Jカール
マツエクの「Jカール」は、緩いカールで清楚な仕上がりになる種類です。
アルファベットのJのように、毛先だけくるんとカールがかかっています。
控えめなカールなので、派手な目元になりません。
自然なセパレートで、自マツゲにもよく馴染みます。
<Jカールはこんな人におすすめの種類です>
- すっぴんでもバレない自然なマツエクをつけたい
- 伏し目がちで色っぽい印象のマツゲになりたい
- ナチュラルメイクに馴染むマツエクがいい
Jカールは日本人の目によく馴染むカールなので、マツエクが初めての人におすすめの種類です。
ナチュラルでありながら長さが強調されるJカールは、目を伏せた時にどこか儚い美しさを演出できます。
2-2. マツエクのカールの種類2.Cカール
マツエクの「Cカール」は、くるんと上向きの可愛らしい目元になる種類です。
アルファベットのCのように、丸みのあるきれいなカーブを描きます。
ビューラーで軽くマツゲを上げたときのような程よいカールなので、とても自然な仕上がりです。
<Cカールはこんな人におすすめの種類です>
- ビューラーを使ったときのような上向きマツゲを保ちたい
- ナチュラルだけど目の印象を強めるマツエクがいい
- 黒目を強調したキュートな目元になりたい
Cカールは、自然でありながらドーリーでかわいい目元にしたい人におすすめです。
ナチュラルなカールなので、オフィスメイクでも違和感なくつけられるマツエクを求めている人にうってつけでしょう。
2-3. マツエクのカールの種類3.Dカール
マツエクの「Dカール」は、強めがカールで華やかな印象になる種類です。
アルファベットのDのように、毛先までしっかり半円を描くようなカールになっています。
正面から見ても、横から見てもバッチリ上がった存在感のあるマツゲです。
<Ⅾカールはこんな人におすすめの種類です>
- 海外セレブのようにゴージャスな目元になりたい
- 普段から濃いめのメイクをしている
- パーティや結婚式用など特別なシーンで目立ちたい
Dカールは、ボリューミーで目力のある印象的な目元になりたい人におすすめです。
カールが強いので、普段ビューラーでマツゲがあがりにくい人も理想の上向きマツゲになれます。
2-4.マツエクのカールの種類4.SCカール
マツエクの「SCカール」は、Cカールではちょっと物足りない人向けの種類です。
カールの強さは、CカールとDカールの中間くらいになります。
ナチュラル過ぎず、派手過ぎない、しっかりメイクをしたときのような印象です。
<SCカールはこんな人におすすめの種類です>
- Cカールよりちょっと強いカールがいい
- カールの強さともちの良さの両方を重視したい
- つけマツゲをつけたときのようなクッキリしたマツエクがいい
マツエクには、カールが強いほど耐久性が弱く、とれやすいという特徴があります。
Dカールにするともちが悪いけど、Cカールだとカールが弱いと思う人はSCカールが丁度いいでしょう。
2-5.マツエクのカールの種類5.CCカール
マツエクの「CCカール」は、Cカールの中で一番カールが強い種類です。
Ⅾカールに比べると根元の立ち上がりが緩やかになっています。
仕上がりは程よいボリュームで、バッチリメイクをしているような印象です。
<CCカールはこんな人におすすめの種類です>
- 下向きなのマツゲをしっかり上げたい
- 派手めなメイクが好き
- くるんとカールしたお人形のような目元になりたい
CCカールは、カールが強めの種類なので濃い目のメイクをする人におすすめです。
ミンクやセーブルの毛質を選べば自然な仕上がりになります。
2-6.マツエクのカールの種類6.Lカール
マツエクの「Lカール」は、角度が強めで上向きマツゲにしてくれる種類です。
アルファベットのLのように、立ち上がりが早く、しっかり角度がついたカールになっています。
他のカールよりも接着面となる部分が広いため、もちがいいところも特徴です。
<Lカールはこんな人におすすめの種類です>
- マツゲが下向き気味で瞳が陰ってしまう
- 一重や奥二重の目をパッチリ見せたい
- マツゲが短くてビューラーしてもあまり変わらない
Lカールは、下向きのマツゲや短いマツゲなど、日本人にありがちなマツゲの悩みを解消してくれる優秀なマツエクです。
ビューラーやマスカラを使っても、なかなかマツゲが上がりにくい人にうってつけでしょう。
2-7.マツエクのカールの種類まとめ
マツエクのカールの種類について簡単にまとめると下記の通りです。
- ナチュラルさで選ぶならJカール、Cカール
- 華やかさで選ぶならDカール、SCカール、CCカール
- マツゲが上向きになりづらい人はLカール、Dカール
- マツエクのもちをよくしたい人はLカール、Jカール
マツエクのカールを選ぶときは、「自分のマツゲの状態」と「なりたい印象」に合わせてベストな角度を選ぶのがコツです。
今回紹介したカール以外にも、サロンによっていろいろなタイプがあります。
悩んだときは担当のアイリストさんに自分のなりたいイメージを伝えて相談してみてください。
次のページでは【マツエクの太さ】について紹介します。
3. <マツエクの種類>太さ
マツエクの太さの種類は、一般的に0.1㎜~0.25㎜の間です。
マツエクの太さを選ぶときは、「仕上がりの印象」「もちの良さ」「マツゲへの負担」の3点から選びましょう。
太さによる「仕上がりの印象」は、細いほどナチュラルな仕上がりに、太いほど派手な仕上がりになります。
「もちの良さ」は細いほど持ちがよく、太いほどもちが悪くなり、「マツゲへの負担」は細いほど軽く、太いほど重くなります。
マツエクは太い種類ほど目元のインパクトがアップしますが、比例してもちが悪くなり、自マツゲへの負担も増えていくというデメリットがあるのです。
0.2㎜以上の太いマツエクをつける人は、自マツゲへのケアと小まめなメンテナンスが欠かせません。
細いマツエクは、太いマツエクに比べるともちがよく、自マツゲへの負担も少なめです。
マツエク初心者の人や、自然にマツゲを増やしたい人は、細めのマツエクからスタートしてみるのが良いでしょう。
3-1.マツエクの太さによる印象の違いは?
マツエクは細いほど自然に自マツゲと馴染みます。
細い種類の方がマツエクを付けているのがバレにくいです。
最も細い0.1㎜のマツエクは、マツエクをしたことがバレないよう、こっそりボリュームアップしたい人に最適。
日本人女性のマツゲは平均0.12㎜程度なので、最も細い0.1㎜の太さのマツエクは自マツゲより細いのです。
0.12㎜の太さは、日本人女性の平均的な自マツゲと同じくらいの太さです。
まるで自マツゲが長めの人のような、ナチュラルでふさふさの美マツゲになりたい人におすすめの種類となっています。
0.15㎜~0.2㎜の太さになると、すっぴんになっても目元の輪郭がハッキリした印象です。
0.15㎜はマツエク愛用者に一番人気の太さとなっています。
彼氏や友達の前ですっぴんになる機会に備えておきたい人は、0.15㎜以上がいいでしょう。
0.2㎜以上の太さになると、ボリュームのあるつけマツゲをつけているときのような仕上がりです。
太いマツエクにすればするほど、密度のある濃いマツゲになるのでアイラインをひいたようクッキリした輪郭になります。
3-2.マツエクの太さの種類まとめ
マツエクの太さの種類について簡単にまとめると下記の通りです。
- 0.1㎜…ごく自然に自マツゲを増やしたい人
- 0.12㎜…自然で美しいマツゲにしたい人
- 0.15㎜…ナチュラルで華やかなマツゲにしたい人
- 0.2㎜…マスカラでボリュームアップしたようなマツゲにしたい人
- 0.22㎜…つけマツゲをしたようなクッキリしたマツゲにしたい人
- 0.25㎜以上…バサバサで密度のあるインパクトの強いマツゲにしたい人
上記を参考に、自分に合うマツエクの太さを見つけてみてください。
次のページでは【マツエクの長さ】について紹介します。
4. <マツエクの種類>長さ
マツエクの長さは、9㎜~12㎜が一般的です。
つける種類を選ぶ時は、目頭、中央、目尻の長さをそれぞれ選びます。
例えば、目尻を長めにしたい場合は目頭8㎜、中央9㎜、目尻9㎜にするなど。
マツエクの長さを部分的にかえることで、好みのデザインにすることができます。
特に際立たせたい部分を、一番短い長さより1㎜~2㎜長めにするのがおすすめです。
また、マツエクの長さは太さと同様に長くなればなるほど自マツゲへの負担が増えます。
長さが短いマツエクの方がとれにくいため、マツエクのもちが良くなりますよ。
4-1.マツエクの長さによる印象の違いは?
日本人女性のマツゲは平均7㎜程度なので、自然な仕上がりにしたい場合は自マツゲから1㎜~2㎜長いマツエクを選ぶのがおすすめです。
違和感なくナチュラルに馴染む長さは10㎜程度となっています。
マツゲの印象を強めてバッチリ仕上げたい人は12㎜以上が良いでしょう。
イメージ別のおすすめの長さは下記の通りです。
- ごく自然にマツゲの長さを増やしたい場合…目頭、中央、目尻全て8㎜
- ナチュラルにマツゲを濃くしたい場合…目頭8㎜、中央9㎜、目尻10㎜。
- 清楚でかわいい目元に見せたい場合…目頭8㎜、中央9㎜、目尻8㎜。
- パッチリしたドーリーアイに見せたい場合…目頭11㎜、中央12㎜、目尻11㎜。
- セクシーでゴージャスな目元に見せたい場合…目頭10㎜、中央11㎜、目尻12㎜。
あなたのなりたい印象に合わせて長さを調整してみてください。
次のページでは【3D・4D・5Dマツエク】について紹介します。
5. <マツエクの種類>3D・4D・5D
マツエクには、3D・4D・5Dという種類があります。
これらは、自マツゲに対して0.05㎜~0.07㎜の極細のマツエクを束でつける方法です。
通常のマツエクは、1本の自マツゲに対して1本のエクステをつけています。
しかし3D・4D・5Dの場合は1本の自マツゲに対して、3本~5本の毛束をつけるのです。
通常のマツエクよりも少ない本数でボリュームを出すことができます。
自マツゲが少ない人も、3D・4D・5Dの手法を使えば、毛量を十分に増やすことが可能です。
装着する本数が少なく済むことから、接着の負担が軽減されるのもメリットの一つ。
0.05㎜~0.07㎜の極細毛は通常のマツエクより軽いので、束にしても自マツゲへの負担が少ないのです。
さらに、3D・4D・5Dは毛が束になっている分、時間が経過してもスカスカになりにくいのも特徴。
一般的なマツエクに比べると値段は高くなりますが、本数に対するボリューム感やもちの良さを考えればコスパがいいと言えます。
5-1. 3D・4D・5Dによる印象の違いは?
<3Dマツエク>
3Dマツエクは、3本の毛が束になっているマツエクです。
全体的に少ないマツゲを自然に増やしたい人におすすめです。
つけ心地も軽くてゴワゴワしにくいところが特徴となっています。
<4Dマツエク>
4Dマツエクは、4本の毛が束になっているマツエクです。
華やかでふさふさのマツゲにしたい人にぴったりでしょう。
3Ⅾに比べて毛束が太くなるので、マツゲの密度が増します。
アイライン効果が出て、目のフチがハッキリしますよ。
<5Dマツエク>
5Dマツエクは、5本の毛が束になっているマツエクです。
部分的なボリュームアップにおすすめのタイプとなっています。
3Ⅾや4Ⅾのマツエクと組み合わせて、中央や目尻につければ少ない本数で簡単に毛量を増やせますよ。
目力のある上品なマツゲにしたい人や、濃いめのアイメイクを楽しみたいという人に向いているでしょう。
6. <マツエクの種類>カラー
マツエクには、黒以外にもさまざまなカラーの種類があります。
カラー展開は赤・青・グリーン・茶色など暖色系から寒色系までバリエーション豊富です。
マツゲに色が入ると、それだけで目元の印象がガラリと変わります。
カラーマツエクは簡単におしゃれで垢抜けた目元が手に入るトレンドアイテムなのです。
マツエクのカラーを選ぶときは、他のポイントメイクと同様に肌の色などパーソナルカラーに合わせて色身をチョイスすると肌馴染みが良くなります。
6-1.カラーによる印象の違いは?
<ピンク系>
ピンク系のマツエクは、優しく女性らしい目元になります。
春先など、パステル系の服装と合わせるとよりキュートな印象になるでしょう。
<ブルー系>
ブルー系のマツエクは、涼やかで大人っぽい目元になります。
寒色系は暖色系よりも色の主張が激しいため、目立つポイントメイクをしたい人にもおすすめです。
<レッド系>
レッド系のマツエクは、深みのあるセクシーな目元になります。
ボルドーのようなカラーはシックな印象になるので、秋や冬におすすめです。
<グリーン系>
グリーン系のマツエクは、爽やかで透明感のある目元になります。
黒のなかにグリーンを少し混ぜると、目の周りが明るい印象になるのです。
<ブラウン系>
ブラウン系のマツエクは、自然に色素の薄い人のような目元になります。
とても自然に自マツゲとなじむので、普段使いでも違和感なく付けられるでしょう。
カラーマツエクは、イベントやライブに行くときのポイントメイクにうってつけです。
季節の変わり目に衣替えをするタイミングなど、気分転換をしたいときに挑戦してみてください。
次のページでは【マツエクのラッシュ】について紹介します。
7.<マツエクの種類>ラッシュ
マツエクには、「●●ラッシュ」と呼ばれる種類があります。
これはマツエクの毛の形状を指す言葉です。
主にシングルラッシュ、ボリュームラッシュ、フラットラッシュが主流となっています。
それぞれのタイプにどんな違いがあるのか詳しく紹介します。
7-1.シングルラッシュ
シングルラッシュは、従来のシンプルなマツエクの種類です。
1本のマツゲに対して1本のマツエクをつけていく最もスタンダードな手法で用いるマツエクになっています。
マツエクの種類が多様化してきたことで、違いを分かりやすくするためにシングルラッシュと呼ばれるようになりました。
7-2.ボリュームラッシュ
ボリュームラッシュは、極細毛が束になったマツエクの種類です。
3Ⅾエクステや4Ⅾエクステは、ボリュームラッシュの一つです。
少ない本数でマツゲ1本1本にボリュームを出せる種類なので、シングルラッシュに比べて少量で目元の印象が格段に強くなります。
初めてボリュームラッシュに挑戦する人は、シングルラッシュのときにつけていた本数を参考にしながらアイリストさんに仕上がりを相談しましょう。
ボリュームラッシュのメリットは、極細毛でマツゲへの負担が少なくとれにくいこと。
デメリットは、シングルラッシュより値段が高いことです。
7-3. フラットラッシュ
フラットラッシュは、根元部分が平らで毛先が割れているマツエクの種類です。
シングルラッシュのように、マツエクの1本に対して1本のマツエクをつけます。
従来のマツエクは、根元から毛先まで円い断面のマツエクでした。
しかし、フラットラッシュは根元がフラットな平面になったことで、マツエクとの密着度が高まり、持続力がアップしたのです。
さらに平らで薄くなったことから、軽量化されて付け心地が軽い点もメリットの一つ。
毛先が二股に割れている形状なので、シングルラッシュよりもふさふさとした印象になります。
薄くて軽いうえに、ナチュラルにボリュームアップできるフラットラッシュは、自マツゲにフィットしやすく、やわらかい印象の自然な仕上がりになると評判です。
次のページでは、ここまで紹介した種類をふまえて【タイプ別に選ぶおすすめのマツエク】を紹介します。
8.タイプ別に選ぶおすすめのマツエク
理想のマツゲを実現するには、【カール】【太さ】【長さ】の3つををうまく組み合わることが大切です。
ここからは、タイプ別におすすめの組み合わせを紹介していきます。
あなたのなりたいイメージに近いマツエクの種類をぜひ参考にしてみてください。
8-1.ナチュラルに見せたい人におすすめの種類
ナチュラルに見せたい人は、シンプルでスタンダードな種類がおすすめ。
例えば下記のような組み合わせが良いでしょう。
【カール】Jカール
【太さ】0.15㎜
【長さ】9~10㎜
太さも長さも自マツゲより少し盛ったくらいにすれば、マスカラで整えたような丁度良い仕上がりになります。
Jカールは、カールが強くないので、長さがあっても目立ちすぎません。
毛質はミンクかセーブルにすると、より自マツゲに馴染むでしょう。
8-2. キュートに見せたい人におすすめの種類
キュートな瞳になりたい人は、ふわふわのCカールにするのがおすすめ。
例えば下記のような組み合わせが良いでしょう。
【カール】Cカール
【太さ】0.12㎜
【長さ】10~12㎜
くるんとしたcカーㇽは縦幅のある丸い目になるので、かわいい印象になります。
長さは、自マツゲよりプラス2㎜~3㎜の長さにすると濃くなりすぎません。
黒目を強調したい場合は、中央を一番長くすると尚良いです。
フラットラッシュにすれば、自マツゲに近い柔らかい印象になるのでとても自然な仕上がりになります。
8-3.セクシーに見せたい人におすすめの種類
セクシーな目元に見せたい人は、目尻を強調した横長のデザインがおすすめ。
例えば下記のような組み合わせが良いでしょう。
【カール】Cカール+目尻Jカール
【太さ】0.12㎜
【長さ】11㎜、目尻12㎜
目尻だけ長さとカールを強調することで、美しいグラデーションが完成します。
伏し目がちの色っぽいマツゲは、切れ長で大人っぽい仕上がりです。
太さは自マツゲの太さや理想の目力に合わせて変えるとよいでしょう。
8-4. ゴージャスに見せたい人におすすめの種類
ゴージャスな目元に見せたい場合は、カール強めで密集感のあるデザインがおすすめ。
例えば下記のような組み合わせが良いでしょう。
【カール】SCカールまたはⅮカール
【太さ】0.15㎜~0.2㎜
【長さ】10㎜~12㎜
ゴージャスな目元に見せるには長さも重要ですが、やや太めのマツエクを多めにつけることでバサバサとしたリッチな目元になります。
目尻や中央だけボリュームラッシュにすれば、よりインパクトのある瞳を演出できるでしょう。
目尻だけカールを強めると、会依頼を惹いたような猫目風にすることができます。
上だけでなく下マツゲにもマツエクをつけると、より華やかになるので試してみてください。
8-5. 一重・奥二重の人におすすめの種類
一重・奥二重の人は、長さ重視で程よいカールをつけたデザインがおすすめ。
例えば下記のような組み合わせが良いでしょう。
【カール】CカールまたはSCカール
【太さ】0.15㎜
【長さ】8㎜~12㎜
一重・奥二重の人はあまり強いカールにすると、瞼とのバランスに違和感が出てしまいます。
カ―ルの強いCCカ―ルやⅮカールは避けましょう。
マツゲが上がりにくい人は、カールが取れにくいように太めのマツエクを選ぶのがコツです。
まとめ
今回は、マツエクの種類について紹介しました。
カール、太さ、長さの違いをよく理解しておくと、より理想に近い仕上がりに近づけることができます。
マツエクをつけるときは、どのような印象のマツゲになりたいかをイメージしておくのが良いでしょう。