マツエクの「セーブル」について詳しく知りたいのですね。
マツエクになじみのない人は、セーブルという言葉に聞きなじみがないことがほとんどでしょう。
「マツエクのセーブルにはどんな特徴があるのか」
「他の種類との違いはなにか」
今回はセーブルについて分かりやすく解説していきます。
1 .マツエクの「セーブル」とは?
マツエクの「セーブル」というのは、毛質の種類のひとつです。
マツエクをつけるときは、エクステの長さ、太さ、カールを選ぶのと同様に毛質を選ぶ必要があります。
マツエクの毛質は、仕上がりを左右する大切なポイントです。
同じ長さ、太さ、カールのエクステを選んでも、どんな毛質のマツエクを選ぶかで装着したあとのイメージは大きく異なります。
1-1. マツエクの基礎知識
ここで一度、マツエクの毛質に関する基本知識をおさらいしておきましょう。
マツエクの毛質を選ぶ時の大切なポイントは下記2点です。
- マツエクの毛の素材について
- マツエクの毛質の種類について
素材と種類について知っておけば、オーダーのときに迷わなくなります。
1-1-1. マツエクの毛の素材について
マツエクの毛は、基本的にナイロン素材でできています。
人のマツゲに似せた質感で仕上げた人工毛です。
マツエクの毛は全てが同じ素材で作られているわけではありません。
主にポリエチレンテレフタレート、塩化ビニル、ポリプチレンテレフタレートといった合成性繊維や合成樹脂が使われています。
まれに獣毛が使用されていることもあります。
1-1-2. マツエクの毛質の種類について
マツエクの毛質は今回ご紹介している「セーブル」のほか、「ミンク」と「シルク」の3種類が主です。
最近では、「フラットラッシュ」や「ボリュームラッシュ」といった種類も開発されています。
どの種類も原料はナイロン素材であることに違いありません。
種類による違いは、カットの方法や形状による「毛の細さ」と「やわらかさ」です。
選ぶ種類によってつけたときの印象が異なるので、どんな仕上がりになりたいかで選択します。
また毛質は種類によって値段が異なるので「なりたい仕上がり」と「予算」のバランスを取りながら、チョイスするのがおすすめです。
1-2. セーブルは一番高級なマツエク
セーブルは、マツエクの毛質の中で最も高級な種類です。
セーブルの特徴は、とても「やわらかく」「軽い」上質な毛であること。
もともとセーブルは、最高級の品として知られるテンの毛皮の名称となっています。
ただし、マツエクに本物の獣毛が使われているわけではありません。
最高級の品として上質な毛質であることを証明するためにつけられたネーミングです。
セーブルはそのネーミング通り、ほかの「ミンク」や「シルク」と比べて、質も値段も一番高い毛質となっています。
マツエクの毛質のなかで、最も人のマツゲに近い質感なのでとても自然にマツゲのボリュームアップが可能です。
毛は指先で触れてみるとふわふわ、さらさらとしたやわらかさが感じられます。
まるで自分のマツゲがふさふさになったように見えるでしょう。
1-3. セーブルとミンクの違い
ミンクは、セーブルの次に質が良いマツエクです。
毛は3種類の中でセーブルに次いで2番目にやわらかく、しなやかな毛質になります。
ミンクはイタチ科の動物の毛皮の名称です。
ミンクを使った洋服は、高級品として扱われています。
こちらもセーブル同様、マツエクには本物の獣毛が使われているわけではありません。
本物のミンクのように質の良いマツエクであるということでつけられたネーミングです。
セーブルには劣るものの、上質なマツエクであることは間違いありません。
1-3-1.ミンクの特徴
ミンクはやわらかくマットな質感で、自マツゲになじみやすいソフトなマツエクです。
ミンクとセーブルでは、カット方法の違いにより、毛先の細さと根元の細さの変化が出る部分が違います。
ミンクはセーブルより全体的に太いため、まつげのボリュームが出やすいところがポイント。
特に根元の太さが違うことで、マツゲ全体の密度が違って見えます。
アイライン効果を高めたい人はミンクがおすすめです。
ボリュームマスカラを塗ったようなハッキリした印象の目元になります。
根元が太いことで、マツゲとの密着度が高く、持ちが良い部分もメリットのひとつ。
ミンクは、セーブルよりも質の面ではやや劣りますが、その分値段がリーズナブルであるのも特徴です。
マツエク愛用者の中では、最も選ぶ人が多いとされている種類となっています。
<ミンクはこんな人におすすめ>
- 「マスカラを塗ったようなハッキリとした目元になりたい」
- 「マツエクは質と価格のバランスをとって選びたい」
- 「持ちの良いマツエクをつけたい」
ミンクはセーブルと比べて手頃な価格でマツエクの効果をしっかり実感できる毛質です。
装着中の違和感も少なめなのでマツエク初心者にもおすすめできます。
1-4. セーブルとシルクの違い
シルクは、マツエクの中で最もリーズナブルな毛質です。
セーブルやミンクと比べると硬く、太い毛質となっています。
マツエクが誕生した初期のころから使われており、当初大流行した質感です。
シルクという名称ですが、本物のシルクは使われていません。
まるでシルクのようなツヤのある質感ということでつけられたネーミングです。
シルクは太さのあるしっかりとした毛なので、最も少ない本数でボリュームが出やすいタイプになります。
1-4-1.シルクの特徴
シルクは光沢がある質感なので、ツヤのあるつけまつげのような濃いマツゲになるところが特徴。
毛が硬く太い分、装着時のつけ心地はあまりよくありません。
なかには、装着中にごわつきを感じる人もいるでしょう。
ほかの2種類と比べて重さがある毛質なので、マツエクの持ちも短めです。
しかし、太くしっかりとした毛なので角度のあるカールの持ちが良いところがメリットになります。
<シルクはこんな人におすすめ>
- 「つけマツゲのようなバサバサしたマツゲになりたい」
- 「安い値段でマツエクを楽しみたい」
- 「カールの強いお人形のようなマツゲになりたい」
シルクは、気軽にマツエクを試すことができるリーズナブルな毛質です。
質よりも値段を重視したい人にぴったりでしょう。
1-5. セーブルとフラットラッシュの違い
フラットラッシュは、平たい断面をした毛質のマツエクです。
従来のセーブルやミンクなどのマツエクは、毛質の中でもシングルラッシュという種類に分類されます。
シングルラッシュはマツエクの断面が丸くなっていますが、フラットラッシュは断面が平面(フラット)で薄い毛質になっています。
1-4-1.フラットラッシュの特徴
フラットラッシュは、シングルラッシュと比べて1/3くらいの重量になっています。
軽量でマツゲへの負担が少なく済むところがポイントです。
フラットラッシュはセーブルよりも新しく開発された毛質なので、マツゲへの負担をさらに減らしながら持続力の高いマツエクを楽しむことができます。
メリットは、平面であることから接着面が広く自マツゲとの密着度が高いため、持ちが良いこと。
もう一つは、エクステが根元にしっかりとフィットしてカールが安定し、リフトアップすることです。
デメリットは、リフトアップする分マツゲの立ち上がりが強く、パッチリとした仕上がりになること。
さらに毛が平面なので全体的に濃く、長く見えるため、ナチュラルな仕上がりを求めている人には不向きです。
フラットラッシュにするときは、シングルラッシュのときよりも少ない本数にすることがポイントになります。
<フラットラッシュはこんな人におすすめ>
- 安定したカールと持ちの両方を兼ね備えたマツエクがいい人
- 自分のマツゲに極力負担をかけたくない人
- ナチュラルよりもハッキリとした目元になりたい人
1-6. セーブルとボリュームラッシュの違い
ボリュームラッシュは、極細のエクステが束になったマツエクの種類です。
シングルラッシュと呼ばれるセーブルやミンクは、1本のマツゲに対して1本のエクステを装着します。
それに対してボリュームラッシュは、2~5本ほどのマツエクを扇状に広げて束にしているものを、1本のマツエクに装着できるのです。
1-6-1. ボリュームラッシュの特徴
ボリュームラッシュは、一本あたりの毛の太さが0.05〜0.07mmになっていることが特徴です。
シングルラッシュは、一本あたりの毛の太さが0.1〜0.2mmになっています。
ボリュームラッシュは1本装着するだけで、2~5本の毛束がマツゲにプラスされるため、少ない本数でマツゲをふさふさにできるのです。
細い毛の束なので装着したときの仕上がりはナチュラルで、自然にボリュームを出すことができます。
自マツゲが少なく、多くのマツエクをつけられない人もボリュームラッシュなら理想のマツゲを再現することが可能です。
さらに毛が極細なので、マツゲにかかる重さも軽減できます。
シングルラッシュは50本分の重さがボリュームラッシュの場合200本分に相当するというから驚きです。
ボリュームラッシュのメリットは、装着本数が少なくても自然にボリュームアップできること、軽い毛質で自マツゲへの負担が少ないところです。
デメリットは、シングルラッシュに比べて施術の時間が長くなること。
マツゲにエクステをつける際に束を作る必要があるので、少ない装着本数でも施術時間がかかるのです。
値段もシングルラッシュよりは高くなります。
<ボリュームラッシュはこんな人におすすめ>
- シングルラッシュの装着本数に満足していない人
- 束感の強い密度のあるマツゲになりたい人
- ナチュラルにボリュームアップしたい人
次のページでは、【セーブルを選ぶメリット・デメリット】や【セーブルの値段相場】を紹介します。
2. セーブルを選ぶメリット
セーブルと他の毛質との違いがわかったところで、改めてセーブルを選ぶメリットを紹介します。
セーブルを選ぶメリットは下記の4点です
- 自然な仕上がりになる
- 持ちが良い
- 付け心地が良い
- マツゲへの負担が少ない
セーブルの特徴と魅力的なメリットを一つずつ分かりやすくお伝えします。
2-1. 自然な仕上がりになる
セーブルは、マツエクをつけた目元がとても自然な仕上がりになります。
毛には不自然なツヤがなく、人のマツゲに近い質感なので装着後の違和感もありません。
自然に仕上がる理由は、セーブルの毛は繊細なカットで、先端と根元が細くしなやかな毛になっているからです。
細くしなやかな毛は、ふわふわでやわらかいので違和感なくマツゲになじみます。
まるで自分のマツゲが増えたような自然さなので、すっぴんになってもマツゲが浮きません。
ツヤがあり硬い毛質のシルクやミンクの場合は、太さと量によって常につけマツゲをつけているような目元になります。
すっぴんになっても、アイメイクを落としていないような違和感が生まれるでしょう。
目元が主張されすぎてしまうので、マツエクのボリュームにあわせてしっかりとメイクをすることが必要です。
2-2. マツエクの持ちが良い
セーブルは、マツエクの持ちが良い種類です。
太く硬い毛質の場合、マツゲ同士の摩擦でマツエクが取れやすくなってしまいます。
特にシルクは毛が太いため重さも加わって抜けやすい毛質。
短い期間でマツゲがスカスカになって見栄えが悪くなってしまうこともあります。
その点、セーブルは一本一本がとても軽く細い毛なので、摩擦が起こりにくいのです。
他の種類の持ちは平均3週間前後ですが、セーブルは平均4週間ほど長持ちしてくれます。
マツエクの持ちが良いということは、リペアをする際の本数が少なく済むのもメリット。
セーブルは値段が多少高くても、きれいな状態を長く保てる期間が長いのでコスパがいいといえるでしょう。
2-3. 付け心地が良い
セーブルは毛質がやわらかいため、付け心地が良いです。
羽根のように軽く、装着感が全くないと言う人もいるほど付け心地の良さには定評があります。
マツゲに装着した時の違和感が最も少ないため、初心者でも安心です。
シルクは硬く太い毛質なので、マツゲがゴワゴワとした違和感を感じることがあります。
マツエクは毎日つけるものですから、極力ストレスなくつけられるものを選択するのが良いでしょう。
2-4.マツゲへの負担が少ない
セーブルは、マツエクのなかで一番軽い毛質のため、マツゲへの負担が少なめです。
マツエク中は、エクステの重さや接着剤の影響でマツゲに負担がかかってしまいます。
マツエクをすることでマツゲが抜けたり、やせ細ったりすることがあるため、マツエクはできる限り軽いものを選ぶのがベスト。
その点セーブルは、軽い付け心地で自マツゲを労わりながら装着できる種類です。
マツエクを日常的につけていたい人は、マツゲにやさしい毛質のセーブルをつけるのがおすすめです。
3 .セーブルを選ぶデメリット
次にセーブルのデメリットについてです。
セーブルのデメリットは、下記の2点になります。
- 他の種類よりも値段が高い
- ボリューム感よりも自然な仕上がり
セーブルはほかの種類に比べてデメリットが少ないです。
3-1.他の種類よりも値段が高い
セーブルは、マツエクの毛質の中で最高級ということで、他のタイプよりも値段が高いのです。
値段の差は、 セーブルにプラス1,000円するくらいになります。
シルクとの差はプラス1,500円くらいです。
3-2.ボリューム感よりも自然な仕上がり
セーブルはとても細くしなやかな毛質なので、少量でボリュームを出したい人には不向きです。
もともとのマツゲの本数が少ない人は、セーブルだと全体の密度が物足りなく感じるかもしれません。
4 .セーブルの値段相場
セーブルのマツエクをつけるときの料金相場は下記の通りです。
- セーブルのマツエクを60~80本つけた場合…5500円~6000円前後
- セーブルのマツエクを100本つけた場合…6500円~7000円前後
- セーブルのマツエクを120本つけた場合…7000円~7500円前後
- セーブルのマツエクを140本つけた場合…7500円~8000円前後
- セーブルのマツエクをつけ放題でつけた場合…7500円~9000円前後
マツエクの料金は、サロンの設定金額や付ける本数によって変化するため、紹介する金額はあくまで目安としてください。
4-1.その他の種類の値段相場
比較対象となる「シルク」と「ミンク」の値段相場を紹介します。
<シルクの値段相場>
シルクのマツエクを60~80本つけた場合…4500円~5000円前後
シルクのマツエクを100本つけた場合…5000円前後
シルクのマツエクを120本つけた場合…5500円~6500円前後
シルクのマツエクを140本つけた場合…5500円~7000円前後
シルクのマツエクをつけ放題でつけた場合…6500円~8000円前後
<ミンクの値段相場>
ミンクのマツエクを60~80本つけた場合…5000円~5500円前後
ミンクのマツエクを100本つけた場合…5500円前後
ミンクのマツエクを120本つけた場合…6000円~7000円前後
ミンクのマツエクを140本つけた場合…6000円~7500円前後
ミンクのマツエクをつけ放題でつけた場合…7000円~8500円前後
シルクとミンクの値段の差は500円ほど、ミンクとセーブルの値段の差は1,000円ほどです。
5. マツエクの本数別 仕上がりイメージ
ここからは、セーブルのマツエクをつけた時の本数別の仕上がりイメージについて紹介します。
マツエクは、つける本数を60~160本程度から選ぶことができます。
店舗にもよりますが、メニューは20本刻みで設定されていることが多いです。
この本数は「両目につける合計本数」になります。
例えば100本のマツエクを選んだ場合は、片目に50本ずつ装着するということです。
この認識を間違っていると、完成後のイメージにギャップが生まれてしまうので要注意です。
では実際に、セーブルを60本~80本、100本、120本、140本以上つけた場合の仕上がりイメージをお伝えします。
5-1. 60本~80本(片目30本~40本)つけた場合
セーブルを60本~80本(片目30本~40本)つけた場合は、とても自然な仕上がりになります。
日本人女性のマツゲの平均本数は片目90本~100本です。
この本数に対して片目30本~40本ずつということは、現在あるマツゲの半分以下の本数にしかエクステが装着されないということ。
60本~80本のマツエクは、全体に散らしてつけてしまうと目の印象にあまり大きな変化は感じられません。
マツエクをつけることでアイライン効果を狙っている人には少し物足りないでしょう。
目尻部分だけ集中してマツエクをつけるなど、部分的にマツゲを増やす用に使う人が多いです。
特にセーブルは、細くてやわらかい毛質なので「自マツゲが少し増えた」という些細な変化になります。
▼60本~80本はこんな人におすすめ
- もともとマツゲが多い人
- ナチュラルで薄いメイクの人
- すっぴんでも絶対バレないマツエクをつけたい人
5-2.100本(片目50本)つけた場合
セーブルを100本(片目50本)つけた場合は、ナチュラルながらにパッチリとした仕上がりです。
派手すぎず、地味すぎない丁度良い濃さのマツゲなのでオフィスや学校で目立ちすぎないマツエクがしたい人にはうってつけでしょう。
全体的に毛量が増えてアイライン効果も実感できるので、程よくハッキリとした輪郭の目元になれます。
▼100本はこんな人におすすめ
- すっぴんでもアイメイクいらずの目になりたい人
- アイライン効果で化粧を時短したい人
- マスカラをしているような濃いマツゲになりたい人
5-3.120本(片目60本)つけた場合
セーブルを120本(片目60本)つけた場合は、ボリュームのある華やかな仕上がりになります。
100本のときよりもしっかりとマツゲの存在感が出るので、イメージとしてはボリュームマスカラをしっかり塗ったときのようなマツゲです。
シルクやミンクで120本つけるとバサバサとした派手な印象になりますが、セーブルの場合は長さをおさえれば自然に見せることも可能。
マツエク愛用者の多くは、100本か120本の本数を選ぶことが多いです。
つけるときはなりたいイメージにあわせて長さや太さを調整しましょう。
初めてマツエクをつける人はまず100本を試してみて、「物足りない」と感じたら120本に挑戦するのがおすすめです。
▼120本はこんな人におすすめ
- 華やかな目元になりたい人
- ふさふさのマツゲに憧れている人
- しっかりメイクが好きな人
5-4.140本以上(片目70本以上)つけた場合
セーブルを140本以上(片目70本以上)つけた場合は、ゴージャスでバサバサのマツゲになります。
140本以上つける人は、普段からつけまつげを愛用している人や濃いメイクを好む人が多いです。
しかし、あまり多い本数のマツエクをつけるとマツゲへの負担が大きくなるので普段使いには向きません。
いくら軽いセーブルでも、片目に70本以上のマツエクがつくと多少の装着感を感じます。
人によってはマツゲの重みでまつげがたるんだりすることがあるでしょう。
本数が多いと摩擦が起きやすく、デザインがくずれやすくなってしまうデメリットがあるため、結婚式やパーティーなど特別なときにだけつける人が大半です。
▼140本はこんな人におすすめ
- 結婚式やパーティーへ行く人
- つけまつげのようなリッチなマツゲになりたい人
- 写真映えのする化粧をしたい人
6.セーブルのおすすめマツエクデザイン
ここからは、デザインの要になるカールの種類について紹介します。
カールの中でも特に人気の高いデザインは下記4つです。
- Cカール
- Jカール
- CCカール
- Dカール
マツエクは、どんなカールにするかによって仕上がりの印象が大きく違います。
かわいい系、セクシー系、ナチュラル系など、自分のなりたいイメージにあわせて最適なカールが選べるようにそれぞれの特徴を把握しましょう。
6-1. Cカール
Cカールは、マツゲをビューラーであげたようなパッチリとしたカールになります。
アルファベットのCのように、くるんとしたカールを描くのでクリっとしたかわいい目元になりたい人におすすめです。
Cカールはナチュラル路線の人から良く選ばれるカールのひとつ。
学校やオフィスで派手になりすぎないマツエクのデザインがいい人にぴったりでしょう。
▼Cカールのおすすめデザイン
毛質…セーブル
カール…Cカール
太さ…0.15mm
長さ…目頭11mm・中心12mm・目尻11mm
本数…100本
ナチュラルでかわいいマツゲにしたい人は、上記のデザインでオーダーの相談をしてみてください。
6-2. Jカール
Jカールは、自マツゲのようにほぼストレートに近いカールです。
カールの強さよりも長さを強調するデザインなので、派手な目元ではなくあくまでナチュラルな雰囲気の目元にできるマツエクが良い人に向いています。
Jカールの魅力は、俯いたときや横顔になったときのマツゲの美しさが際立つことです。
目元に影を落とすような長くてスラっとした美しいマツゲになることができます。
Cカールと組み合わせて目尻にJカールを使うのも効果的です。
目の幅を強調して、伏目がちの色っぽい目元になることができます。
▼セクシーな印象になるJカールのおすすめデザイン
毛質…セーブル
カール…目尻Jカール・中心Cカール
太さ…0.15mm~0.2mm
長さ…目頭10mm・中央11mm・目尻12mm
本数…140本
華やかでセクシーなマツゲにしたい人は、上記のデザインでオーダーの相談をしてみてください。
▼ナチュラルな印象になるJカールのおすすめデザイン
毛質…セーブル
カール…Jカール
太さ…0.1mm
長さ…目頭10mm・中央11mm・目尻11mm
本数…110本
ナチュラルに長いマツゲにしたい人は、上記のデザインでオーダーの相談をしてみてください。
6-3. CCカール
CCカールは、Cカールの中で一番強いカールのマツエクです。
くるんとした上向きのカールで、インパクトのある目元になることができます。
一重や奥二重の人など、マツゲがまぶたに埋もれてしまう人や自マツゲが下向きの人にもおすすめのカールです。
太いエクステで本数を増やせば、海外セレブのような扇状のリッチなマツゲになることもできます。
サロンによってはスーパーCカールと表記しているところもあります。
▼CCカールのおすすめデザイン
毛質…セーブル
カール…CCカール
太さ…0.2mm
長さ…13mm
本数…160本以上
ゴージャスな印象のマツゲにしたい人は、上記のデザインでオーダーの相談をしてみてください。
▼一重や奥二重の人におすすめのCCカールデザイン
毛質…セーブル
カール…CCカール
太さ…0.1mm
長さ…11~13mm
本数…120本
一重や奥二重でマツゲの印象を強めたい人は、上記のデザインでオーダーの相談をしてみてください。
6-4. Dカール
Dカールは、半円を描くくらい強いカールのマツエクです。
目の幅を強調するような、存在感のあるマツゲで目力をアップさせたい人におすすめです。
ビューラーではなかなか再現できないような強いカールなので、マツエクならではのマツゲを楽しめます。
まぶたが重めでなかなかマツゲが目立たない人も、Dカールならマツゲがぱっちりとするでしょう。
お人形のようなドーリーアイに憧れている人にもピッタリです。
▼Dカールのおすすめデザイン
毛質…セーブル
カール…Dカール
太さ…0.15mm
長さ…13mm
本数…160本
印象的なドーリーアイになりたい人は、上記のデザインでオーダーの相談をしてみてください。
7.まとめ
マツエクのセーブルについて紹介しました。
セーブルの魅力やほかの毛質との違いを知っていれば、より自分のイメージに近いマツエクをオーダーできるでしょう。
セーブルは、マツエクのなかで最も上質な毛質なので、ぜひ一度は試してみてください。